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2013/05/10

イチゴ酒

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
床下収納を片付けていて、2年前にしこんでおいたイチゴ酒を見つけた。
梅シロップなら待ちきれずに、味見を繰り返すうちに数ヶ月ですっかりなくなってしまうのだが、
イチゴは初めての試みだったのに加え、路地物のそれはあまりにも青かった。
本来ならば一ヶ月くらいで果実は引き上げるものらしいのだが、イチゴの味はせず、
焼酎の味ばかりの決して美味しいシロモノでもなかったので、そのまま放置しておいたのだった。

いったいどうなっていることやらと一口いただくと、これがけっこういける。
イチゴの芳醇な香りをしっかり残しつつ、
甘すぎないちょっと強めのリキュールに仕上がっているのだ。

もう少し赤いイチゴを使い、早めに果実を取り出しておけば色もくすまずにすんだかもしれない。
どちらにしても、作るきっかけを与えてくれた野鳥に感謝しなければならないところだろう・・・

寒い2月にも何か花木を楽しもうと、梅を3本植えている。
どれも園芸種で実成りはあまりよいものではないのだが、それでも3キロくらい収穫できる。
子どもが小さいうちは梅シロップを、成人してからは梅酒を作ってきた。
しかし、ここ2~3年は環境の変化のせいか、梅の花が開きかけてきた頃、
ほんの数日で鳥がその花を全部ついばんでしまうようになった。
おかげで花は楽しめないし実はできない。
買っておいた焼酎と氷砂糖をどうしたものか・・・
と思っていたときに焼酎のパッケージに紹介されていたのが「イチゴ酒」だった。

この早春、せめて花くらいは見させてほしいと、鳥よけのCDを枝にぶら下げてみた。
予想以上に効果があり、無事花を楽しむことができた。
実も少しずつ膨らみ始め、あと2週間もすれば収穫できそうだ。

嬉しいのだけど、なんだか申し訳ない気もする・・・
花のあとすぐさまCDをはずしたのだけれど、それから野鳥が来なくなったのだ。
おなかが減って困ったかなあ。怒っているのかなあ。
イチゴ酒おいしかったよ、ありがとね。
来年はCDつけないからね。
食べに来ていいからね。
 
20:47