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2015/07/03

稲城の昔ばなし紙芝居 舌をぬかれたお獅子

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
今年の3月に、「稲城の昔ばなし紙しばい 舌をぬかれたお獅子」が完成しました。
この紙しばいは、図書館の制作ボランティア「みかん」の皆さんによる
オリジナル紙芝居です。

平成25年夏から制作検討にはいりましたので、約1年半をかけた力作です。

稲城の子どもたちに「稲城の昔ばなし」に親しんでもらいたい、
「稲城の昔ばなし」を語りついでもらいたいとの気持ちから生まれた
図書館の「稲城の昔ばなし紙しばい制作」という企画に、
制作ボランティア「みかん」の皆さんが賛同してくださり実現しました。

「みかん」の皆さんには、図書館や市内各所で行われる「おはなし会」などの
集会行事で使う作品を制作いただいています。
これまでに、「布しばい」「パネルシアター」などが完成し、
たくさんの子ども達の前で演じられています。

これまでの作品は、いずれも絵本を模写することが基本になっていました。
今回の制作は、ストーリーは稲城市教育委員会編集の「稲城の昔ばなし」ですが、
紙芝居の構成、絵は全てゼロから作り上げなければいけません。
「みかん」の皆さん初体験の作業です。

制作にあたっては、市内見学会を行いました。
関連する市内のお寺、神社の皆様には快く見学を許可していただき、
説明もしてくださいました。感謝の気持ちでいっぱいです。
制作にあたり、市内在住の絵本作家、稲田善樹先生に指導をお願いしました。
こちらもボランティアです。

紙しばい制作は、おはなしを読み込み、場面構成を考え、下絵作成、
本番の紙にトレース、色塗りという工程ですすみました。
絵を描くだけでなく、用紙選び、用紙サイズ、紙芝居補強方法の模索も必要でした。
「みかん」の皆さん初体験の制作活動は、先が読めず、
楽しく絵を描いているとは言えない気持ちを抱かれたこともあったと思います。

「舌をぬかれたお獅子」は、稲城の色々な方々にお力添えをいただいて出来上がった
初の稲城市立図書館オリジナル紙芝居です。
ぜひ、稲城の子供たちに読み聞かせていただきたいと思います。

紙芝居は全7作を予定しています。


大丸「舌をぬかれたお獅子」
坂浜「坂浜の一番鶏」
百村「青龍にのってあらわれた妙見様」
押立「孝子長五郎」
矢野口「神がかりの童子と天神様」
平尾「道陸神」
多摩川「河童」


現在は、「坂浜の一番鶏」の制作に取り掛かりました。
2作目はどのような紙しばいに仕上がるか、楽しみにしていてください。
20:12