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2023/03/14

ノ『007/007は二度死ぬ』

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

タイトル:『007/007は二度死ぬ』 デジタルリマスター・バージョン

監督:ルイス・ギルバート

出演:ショーン・コネリー、丹波哲郎、ドナルド・ブレサンス
資料コード:630202139 

請求記号:D7BC/

 

今改めて見直してみると、予想以上に楽しめました。
そのポイントをご紹介します。

 

〇あらすじ

米ソそれぞれが打ち上げた宇宙カプセルが突然のロケットに捕獲され、

軌道上から姿を消す事件が起こる。相手国の仕業ではと一触即発になりそうな中、

イギリス謀報部はその妨害ロケットの基地が日本にあるという情報をつかむ。

ボンドは日本に飛び、日本の公安トップのタイガー田中の協力で調査を進めるが…。

 

1967年に公開された007シリーズ第5作。

主演は初代ジェームス・ボンドのショーン・コネリー。

 

〇見どころ その1

舞台が日本のこの作品では、銀座、旧国技館、神戸、姫路城などが

撮影地となっています。1967年頃、銀座ではまだ人力車があったのでしょうか。

公安のトップの事務所が丸の内線の車内だったり、姫路城が忍者部隊の訓練場だったり、

トリッキーな感もありますが、当時にタイムスリップしたような楽しみ方ができます。

また、大相撲、結婚式、葬儀、合気道などの日本文化紹介のような映画にもなっています。

007なのに!)

 

〇見どころ その2

毎回話題となるボンドカーにはトヨタ2000GTが使われています。

円形のボディがむしろ斬新で、今走っていても誰しも振り向くこと間違いなしの

スタイリッシュなスポーツカーです。

車がガソリン車から電気自動車へと変わろうとしている今、

こんなエンジン音のする車も経験しておきたくなることでしょう。

 

〇見どころ その3

公安のトップ役は今は亡き丹波哲郎氏です。

TBSドラマ『キーハンター』にくぎ付けだった世代には、彼が画面に出ただけで

ドラマ冒頭のテーマ曲が鳴り響き、ああ、千葉真一氏もカッコよかったなあ、と

懐かしさに震えるかもしれません。

 

〇見どころ その4

この映画の脚本は、かの『チャーリーとチョコレート工場』の作者ロアルド・ダール。

原作となる小説を発表したのが1964年。この映画が公開された1967年には

『ガラスのエレベーター宇宙にとびだす』を発表しています。

ロアルド・ダールは『チキチキ・バンバン』(1968年)の脚本も手掛けていますが、

007シリーズで脚本を書いたのはこの作品のみのようです。

この映画でのロアルド・ダールらしさは…すみません、私には分かりません。 

このほか、敵の本社となっているのがホテルニューオータニで、

半沢直樹の撮影でも使われていた場所などなど…

 

ストーリーやアクションと関係ないところでも色々な角度から楽しめるこの映画、

一度見たことがある方もぜひ、自分なりの見どころを見つけてみませんか?

 

〇おまけ

稲城市立図書館所蔵のこのDVDは、デジタル・リマスターバージョンです。

フィルムである原版のキズやゴミをきれいにし、

ピントやコントラストもデジタルで修正したものがこのように呼ばれるようです。


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