| 2008/04/18 | スタッフのおすすめ本!(4月) | | by 図書館スタッフ |
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書名:『朝のリレー』〈光村ライブラリー 中学校編5〉
著者:谷川 俊太郎〔ほか〕
本の番号:Y908/ミ
題名でもある『朝のリレー』は
カムチャッカの若者がきりんの夢をみているとき…
で始まる詩です。
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
私は、最初テレビのコマーシャルで知ったのですが、
その時はあまり気にはしていませんでした。
ある早朝、目がさめた時にふと思い出し、
知らない間に心に残っていたのだと思いました。
改めて詩を読み直してみると、いろいろな世界の朝を想像することができる
私のお気に入りの詩です。
この本には他にもいろいろな詩が入っています。
松任谷由実『春よ、来い』
高村光太郎『道程』
宮沢賢治『雨ニモマケズ』 等入っています。
知っている詩もあると思いますが、知らない詩でも読んでみると
今の心境に通じるものがあり、お気に入りなると思います。
そして、今はわからなくても、心の中からふとした時に出てくるものと思うので、
これを機会に是非いろいろな詩に挑戦してみて下さい。
タイトル:「優しい子よ」
著者:大崎 善生
請求記号:913.6/オ(第二図書館所蔵)
みなさんは、電車の中で本を読みながら涙を流したことがありますか?
私はどういうわけか電車の中で小説の佳境がきてしまい、何度も涙をこらえたことがあります。
それがこのエッセイの最初の章を読んだ時は、
満員の電車の中で涙を止めることができませんでした。
我慢しないと、と考える間もなく涙が頬を伝っていたという感じです。
正直、読み始めたときに内容を疑っていましたので、
最後にはそんな自分が恥ずかしくなりました。
二番目と三番目の章では、テレビディレクターの萩元氏との関わりでした。
私は、氏のことは何もしりませんでしたが、調べてみると自分の好きな作品を
制作されたのが萩元氏の会社である事を知り、この本との縁までも感じました。
人の縁であったり、物事のきっかけということについては、
このエッセイの中でも何度も触れられています。
大崎氏の小説に対する考え方やバックボーンもよく分かり、
これからの小説も楽しみになる一冊です。