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 日曜日:9:00-17:00
 

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2012/09/02

スタッフのおすすめAV!(9月)

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ

タイトル:イバラード時間
監督:井上直久
請求記号:D7AJ/イ

 
画家である井上直久さんが初めて監督をつとめ、スタジオジブリとともに制作した映像画集
です。イバラード、という、どこか懐かしくて不思議な世界が、美しい音楽とアニメーションと
ともに、ゆったりと流れます。まるで画集を一枚いちまいめくっているような、静かな気持ちに
なります。
 
イバラードをご存知の方もいるかもしれませんが、一番有名なのは、スタジオジブリ作品の
「耳をすませば」で、主人公のしずくが初めて創作した物語として出てくる映像ではないで
しょうか。猫のバロンとともに、空に浮かぶ色とりどりの浮島のような家のあいだをすり抜ける
場面や、宝石箱をひっくり返したようなお店が並ぶ夜の街…。
何度見ても、本当にどこかに存在しているのではないかと思わせる、確かな世界観があります。
 
この方が出している「星をかった日」という絵本も、合わせておすすめします。
ジブリ美術館の短編映画の原作にもなったお話で、“星を育てる”という発想が、私にはとても
魅力的に思えました。 
 


 
タイトル:『A』・『A2』
製作:安岡卓治/監督:森達也
請求記号:D7AK/エ

 
昨年末から今年にかけて、三人の指名手配犯が相次いで逮捕されました。
事件から17年。実行犯と呼ばれる人たちの刑もほぼ確定し、最近では話題に上ることも
めったにありません。事件そのものを知らない世代も多くなってきています。
 
けれど、17年の月日を経ても、私にはわからないままです。
あの一連の事件は、オウム真理教とは、何だったのか。
 
このフィルムは、事件後の教団を撮影したドキュメンタリーです。
軸は、広報担当の荒木浩(『A』というタイトルは彼の頭文字でもあります)。
「オウムの中から外を見る」という視点で撮影されたこのフィルムに映るのは、マスメディア
に登場する(つまり、私たちが知っていると思っていた)世界とは異なるものでした。
 
当時「消えぬ反社会性」などと頻繁に報道されていた、信者が公務執行妨害で逮捕される
現場(『A』)、松本サリン事件の被害者である河野義行さんの元に謝罪に行く現場(しかし
あまりにお粗末で、「隣の部屋を貸してあげるから話をまとめてきて」などと言われている)、
そしてオウム排斥運動をしている近隣住人との奇妙な親和関係(『A2』)。
 
彼らの属する団体が起こした犯罪は、決して許されるものではありません。
しかし、報道を鵜呑みにして彼らをひとまとめに憎悪し、時には直接の被害者以上に声高に
罵ることを正義と呼ぶかというと、それはまたちょっと違うのではないかと思うのです。
 
このフィルムを観て感じることは、人それぞれでしょう。
 
けれど。いずれにせよ。
自分の目で見て自分の頭で考えること。
それが大切なことなのではないかと私は考えています。

 


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