毎日が日曜日になった家族と始めたのは、ラジオ体操ならぬ「テレビ体操」。
少しでも硬い体をほぐしたいのと、規則正しい生活をと考えたからでした。
体を動かすことを習慣にしようと、まずは身近な運動をやってみることにしたのです。
さて、始めるにあたって、問題になったのは、
家族がラジオ体操を記憶していないということでした。
小学生の夏休みの間、6年間やってきて、忘却の彼方とは!
体に沁み込んでいたのではなかったのでしょうか?
ラジオを聞きながらでは無理なので、
テレビでお手本を見ながらするしかありません。
毎朝、6時25分からの「テレビ体操」を録画し、
私が起床してから一緒にすることになりました。
(家族がどちらかというと早起きなのに比べ私は寝起きが悪いのです。)
私自身はラジオ体操を覚えているつもりだったのですが、
テレビを見て行うと、
「なるほど、この運動は体の脇のリンパを刺激する運動なのか」、
「体を曲げることばかり意識していたけど、曲げる反対側を伸ばす運動でも
あったのか」とあらためて学びました。
朝の小さい習慣になってはや2年。
最近家族が体操を自己流にアレンジしていることに気づきました。
根が真面目な私は、「ああ〜、そうすると運動の目的が達成されない〜」と
気になりあれこれ言いたくなります。
しかし、そういう私も背中をそらす運動は禁止されているので、
該当する体操はアレンジしているのでした。
はい、沈黙を選ぶことにします。
続けることを大事にして、ゆる〜く穏やかに朝の10分間を過ごしています。