タイトル:『深夜食堂』シリーズ
請求記号:D7AF/シ
監督:松岡錠司 ほか
中央図書館所蔵コード:
深夜食堂 第1部 1巻 630213384
最近、映画版の第二弾も公開された、人気のドラマシリーズです。
図書館でも貸出が多く、ということはご存じの方も多いわけで、ぐだぐだ説明するまでもありませんね。
…などと言っておしまいにするわけにもいかないので、ご覧になったことのない方にちょっとご説明しますと、舞台は新宿の路地裏にある、言っては失礼ながらコ汚い「めしや」。
夜の12時に開店し、翌朝7時ごろまで営業している食堂です。メニューは酒類(ただしお一人3本まで。呑み屋じゃなくて食堂だからね)と豚汁定食のみ。でも注文すれば、できるものだったら何でも、小林薫さん演じるマスターが作ってくれます。
さまざまな客がやって来ては好きな料理を注文し、それらにまつわる物語が展開していきます。泣ける話あり笑える話あり、ほのぼのありしみじみありと、それぞれのエピソードもさることながら、とにかく出てくるお料理がどれもみんな美味しそうで、目が釘付け。唯一の正規メニュー(?)の豚汁はもちろんのこと、ごはんにかつおぶしをのせただけの猫まんますら、「今すぐアレ食べに行きた~い!」という気にさせられます。
そしてマスターと常連たちとのほっこりするやりとりが、また楽しい。常連の中には、近所の呑み屋のママとかばかりでなく、ごく普通の会社員とおぼしき人もいます。
この人たち深夜12時過ぎに食事に来てこんなにくつろいじゃって、帰りはどうするんだろう?もう終電出ちゃったんじゃないか?などと心配になるのですが………だからせめて9時ごろに開店してくれないかなあ。そしたら私も行くぞ。カウンターに座って、「マスター、ビールね。…あと、コロッケできる?」なんて言ってみたい。「あいよ!」の声とともに、揚げたてアツアツが運ばれて来ることでしょう。
「心と小腹を満たします」。看板に偽りなしの、素敵な食堂の物語です。