年末に大掃除に励んだ方も多いことでしょう。
私も今回は、気合を入れて取り組んだ箇所があります。
それはパソコン、ではなくその周辺の大掃除です。
去年新しいパソコンを買ったのに伴い、遂にWindows XPを処分したのですが、パソコンデスク周辺については何年も放置したままでした。そこで今年こそ!と周りをひとつひとつ検証していったのです。
そうしたら、出るわ出るわ…。
まず、最初に手をつけたのはCD-ROM類の入った引き出しです。
どの時代のパソコンに対応していたのか、わからないものもすべてしまい込んでいますが、今あるパソコンに使えるものはほとんどありません。ここでゴミ袋が1つ満杯に。
さらに、その下の引き出しにはフロッピーとMOの山が…。
今さら中のデータを見る手段もないためすべて処分の対象ですが、安い時にまとめ買いした新品がひと箱(40枚)、さらにもうひと箱(さらに40枚!)と出てきた時は、思わず自分の浅はかさを呪いました。
泣く泣くゴミ袋が2つ追加に。
その下の引き出しからは、カセットテープが次から次へと出てくる出てくる…。最近ではカセットテープが注目されているような動きもあるので、新品2箱(20本)と録音レコーダーだけは残して、それ以外はすべて処分に決定。
これで引き出しの中は大変すっきりしました。
でも、これだけでは終わりません。
机の下も大変なことになっています。
まず、ソフトを買うたびに購入したマニュアル本が、ろくに開きもしなかった証拠にきれいなまま山積みです。これはためらうことなく縛って処分。
その横の段ボール箱には、初代のパソコンから買い替えるたびに、もしかしたら何かに使えるかも...ととっておいたコードやケーブル、アダプターなどの類がグチャグチャに入っています。
こうなるとチェックをする気にもなりません。
もう何が何だかわからないので、USBだけを残してすべて廃棄に回すことに。今あるパソコンでは使えなくなったレーザープリンターも、XPとともに処分したのですが、それによってA3とB4の用紙は不要になってしまいました。
安いときの買いだめがここにも…、と紙束を見て思わずため息しかでません。捨てるのはもったいないので誰かに譲ろうと、とりあえず移動。が、その隣にはファックスのロール紙がゴロゴロと転がっています。
今や電源すら入れていないファックスなのに、用紙をこんなに買いだめしていたなんて、と思いつつ、これはもう無理、見なかったことにしよう、とそのまま箱を閉じてしまいました。
これだけでもパソコン周辺がとてもすっきりし、気を良くした私は本棚に入りきれずに段ボールに何箱も押し込んである資料類の整理にも乗り出しました。ここでは廃棄する紙類の出ること、出ること。
書類はすべてクリップで止めているので、処分すると不要なクリップが多数出るのですが、これは図書館で使ってもらえるかも...と考えると、ためらわずに資料を廃棄に回せます。
こうして膨大なゴミとともに、達成感とスッキリ感を味わえた大掃除が半日かけて終わりました。
残念なのは、すでに年内のゴミ収集が終わってしまっていたことですが、大掃除はきれいにするだけでなく、まめに片づけること、本当に必要なものしか買わないこと、そんなことを学ぶ機会でもあると心の底から実感した私です。