| 2010/02/19 | スタッフのおすすめ本!(2月) | | by 図書館スタッフ |
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書名:先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!
著者:小林朋道
請求記号:481.7/コ
妙なインパクトがある、タイトルにやられました。
鳥取環境大学で教授を勤める小林氏。
日々、動物に囲まれながら過ごす、キャンパスの日常が綴られています。
姿の見えないヘビを恐れる、ヤギ部のヤギコ。
高山在住のアカハライモリ。
飼育箱から脱走、90日を過ごしたアオダイショウのアオ。
そしてタイトルのシマリスがヘビをかじる?
そんなバカな…と思いましたが、実際かじっています。
ただし、捕食と言うわけではなく目的は別。詳細は本をご覧下さい。
作中、その他にも魅力的な動物たちがたくさん登場します。
いいなー面白そう。こんな学生生活だったらもう一度送ってみたいなぁ。
なんて思わされる一冊です。
先生、シリーズは
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』
『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!』
と他にもワクワク(?)するようなタイトルが並んでいます。
併せて読んでみてください。
書名:本能寺の変 四二七年目の真実
著者:明智憲三郎
請求記号:214.8/ア
明智光秀の謀反により、織田信長が天下統一の夢半ばにして自刃した本能寺の変、
小説やコミック、テレビのドラマや歴史番組でもよく取り上げられるので、
知らないという方は少ないのではないでしょうか?
私は今流行の歴女ではありませんが、
本能寺の変というと、「敵は本能寺にあり」と決意を示す光秀と、
炎の中自害する信長の姿が、
俳優の顔と共に動画となって浮かんできてしまいます。
まさにテレビの影響力大といったところですが、
そのインパクトがあまりにも強烈なためか、
事変が起きた政治的背景については考えたことがありませんでした。
謀反の動機についてはよく「怨恨説」が言われますが、
光秀の子孫である著者によると、そんな単純な理由であるはずがないそうです。
戦国武将は、現代でいえば大企業の経営者など重い責任を負った公的存在、
意思決定にいたるには周到な準備をするとのこと、なるほどと思いました。
では光秀の真の動機は?
なぜやすやすと成功できたのでしょうか?
本書では、このような疑問点を7つの謎として取り上げ、
一つ一つ丁寧に古文書を分析、検証し、論理的に推理していきます。
著者はそれを「歴史捜査」とよんでいますが、
まるでミステリーの謎解きのようで、引き込まれてします。
大変わかりやすく書かれているので、
戦国時代に詳しくなくても読み通すことができましたし、
なによりも通説とは異なる大胆な推理に、歴史の面白さを感じました。
歴史に興味がない方にもおすすめできる一冊です。