汐留ミュージアムで開催されている「ヘレンド展」に行ってきました。
稲城市と隣接している神奈川県民の私には、汐留ミュージアムのある新橋まで
毎日通勤・通学されている方には笑われてしまいますが、プチ旅行気分で出かけました。
ヘレンドとはハンガリーの首都ブタペストから南西110キロにある磁器製作所です。
1826年に創設されハプスブルク家の保護を受け発展、各国の王侯貴族に愛好された
ハンガリーを代表する高級磁器窯です。
ヘレンドというと私は色絵金彩された磁器しか知りませんでしたが、
単色でいわゆる「枯れた」感じの瓶が何点か展示されており、
また社会主義体制下で製作されたティーセットは質素な感じの物で
一見するとヘレンドとは認識されず、意外でした。
展示ガラスに額がぶつかるほどしげしげと眺めてきました。
まったくその細工の細やかさにため息がもれるばかりです。
時間や手間などに気を取られず、
最高最美の物を作り出すことのみに専念しなければできないような逸品の数々でした。
展示会場の外では10分程のヘレンドの紹介ムービーが流れていました。
本国の工場でも同じ物が流されているとかで、
ヘレンドの作品を手に軽やかにスッテプを踏む人たちは実際工房で働いている人たちとか。
かなり大きめの作品でも両手に持って踊る姿に、もし誤って落としでもしたらどうするのかと、
ついつい心配してしまいました。
このような企画展や美術館を見終わったあとのお楽しみは、
そこでしか販売されていないグッズを買うことです。
と言っても私の場合は、お値段も安く普段に使えるクリアファイルを集めています。
今回は「ヴィクトリア」シリーズの美しいクリアファイルを買ってきました。
おまけ
さすが銀座に近いだけあって途中の電車内で、某ハイブランドの某有名モデルで、
一番人気カラーだとされるバッグを間近で見ることができました。
お店では並んでいるところをついぞ見かけない物なのでまさに眼福でした。