| 2010/04/16 | スタッフのおすすめ本!(4月) | | by 図書館スタッフ |
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書名:河童が覗いたトイレまんだら
著者:妹尾河童
請求記号:383.9/セ(第一)、H527.6/セ(中央)
このタイトルに惹かれ、思わず手に取ってしまいました。
かっぱ、という名前も奇妙で、
なんておかしな人なのだろう、と興味がわきました。
それが妹尾河童氏を知るきっかけで、今から10年以上も前のことです。
後に彼が、有名な舞台美術のデザイナーだということを知りました。
各国を飛び回り、舞台美術家である人がなぜトイレを。
しかも、よそ様のトイレを覗くなんて。
河童さんは、実は大変な知りたがり屋で、心は少年のままなのです。
どこであれ、何がどうなっているか、覗いてみたくてたまらないようです。
覗いたら、きちんと計測をして、細かく記録し、丁寧に絵を作成して
最後まで本気で仕事をしている姿勢が、私は気に入りました。
この作品は、様々な著名人のご自宅トイレを上から描いて紹介しています。
まるで河童さんが忍者にでもなって、トイレの上から覗いているかのように。
タオルや小物、ポスターに至るまで、トイレ内にある物は、すべて丁寧に描かれています。
また、トイレにまつわるそれぞれの方のうんちくも、読みどころでしょう。
面白いところでは、刑務所の独居房のトイレ、三代将軍家光のトイレ、
宇宙船のトイレ、アジア各国のトイレなども紹介されています。
河童さんが覗いたものはトイレだけではありません。
何でも知りたがり屋なので、『河童が覗いた』シリーズがほかにもあります。
ヨーロッパやインド、ニッポン、仕事場。
もちろん舞台裏も隠さず披露しています。
4月は、新しい環境に戸惑う季節でもあります。
この作品やほかの『河童が覗いた』シリーズは、
疲れた心をクスリと笑わせ、明るくしてくれます。
どうぞ手に取ってみてください。
『河童が覗いたヨーロッパ』 J 293.0/セ、293/セ
『河童が覗いたインド』 292.5/セ、292/セ
『河童が覗いた「仕事場」』 916/セ、914.6/セ
『河童のスケッチブック』 914.6/セ
『河童が語る舞台裏おもて』 771/セ
『河童が覗いたニッポン』 916/セ
『河童の手のうち幕の内』 914.6/セ
『河童が覗いた仕事師12人』 914.6/セ、914/セ
タイトル:あの人の食器棚
著者:伊藤 まさこ
請求記号:D596.9/イ
みなさんは、他人の家の台所に興味がありますか?
私はとても興味があります。
この本では、料理家はもちろん、マンガ家やエッセイスト、写真家・編集者など
著者が周りの人をたずね、台所・食器棚を見せてもらい
そこで、実際に料理をして食べる。ということが
写真付きで紹介されています。
台所や食器棚はそれぞれの人の生活や性格を如実に現わしており(おそらく)
とても面白く、参考になり、自分の台所を考える上でちょっとしたヒントがいっぱいあります。
読んだ後、自分の台所をみて、これではいかんいかんと反省ばかりでしたが・・・