| 2013/09/06 | スタッフのおすすめAV!(9月) | | by 図書館スタッフ |
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「トーヴェ・ヤンソンのムーミン絵本完全版」
出版社:ブックウォーカー
請求記号:D7BJ/ト
鮮やかな色使いのスナフキンの絵のカバーに惹かれて観てみたDVDです。
ムーミンの原作者であるトーヴェ・ヤンソンさんが描いた絵本を映像化したもので、
3作品が収録されています。
ムーミンとミムラが行方不明になったミイを探す「それからどうなるの?」、
一人ぼっちのクニットが友達探しの旅にでる「さびしがりやのクニット」、
スサンナが野原で拾った眼鏡をかけてムーミン谷への旅を始める、
「ムーミン谷へのふしぎな旅」です。
驚きなのはヤンソンさんの語りが入っていることです(日本語の語りは岸田今日子さんです)。
初めて原作者の声を聴きました。
シンプルなアニメーションながら、ビビットな色使いの絵本がもとになっているので、
素敵なDVDとなっています。大人の方のほうがより楽しめると思います。
個性的で魅力あるキャラクターもたくさん出てきます!
絵本を1ページ1ページめくるのとは違った楽しみがあります。
もちろんこの3つのお話の絵本も図書館に所蔵しています。
「それからどうなるの?」は各ページに開けられた穴をくぐって展開していく
仕掛けのある絵本になっています。そちらも合わせてご覧下さい。
タイトル:ファミリー・ツリー
アーティスト:山本浩一郎、外囿祥一郎、江口玲
請求記号:C7CQ/フ 青
このCDは、シアトル交響楽団首席トロンボニストの山本浩一郎氏と、
元航空自衛隊航空中央音楽隊(現在は洗足学園大学客員教授など)所属の、
ユーフォニアム奏者外囿(ほかぞの)祥一郎氏、
および江口玲氏(ピアノ)による、2003年発表の作品です。
聴く前は、少人数の編成で、音域や音色が似た感じの楽器同士なので、
ピアノの伴奏をバックに、ほのぼのとしたアンサンブルになっているのかな、
と聴き始めたのですが、本作品はそういった内容のものではありませんでした。
構成としては、山本氏がソロを演奏する曲と、外囿氏がソロをとる曲を、
一曲づつ並べていくというもので、実際の演奏順はわかりませんが、
収録された曲はいずれも、互いの演奏を受け止めたうえで、
現時点での最上の演奏技術を披露しようという意欲が感じられる、
緊張感に満ちたものばかりです。
初めは本を読みながら聴いていたのですが、次第に「ながら聴き」ができなくなり、
CDの終わる頃には音に集中している自分がいました。
最後の9曲目で、トロンボーンとユーフォニアムのデュエットが聴けますが、
音楽を通じて真剣勝負をした二人が、お互いの健闘を讃えあい肩を組んでいる、
そんな映像が浮かぶような演奏で幕を閉じる充実した作品でした。