早いもので、気がつけばもう12月も半ば。今年も終わりに近づいています。
この時期になると、私の気持ちはソワソワと落ち着かなくなります。
それは、私の好きな「福袋」の季節がやってくるからです。
怠け者で小心者の私は、早朝から店頭に並ぶ…。高価なもの爆買いする…。
などということはしません。いや、出来ません。いつも利用するコーヒー店のものや、
お気に入りの雑貨店のものなど、毎年お決まりのものを幾つか購入します。
それでも、「福袋」を手にする時の気持ちは、なんともいえないものがあります。
「福袋」を選ぶ時の緊張感。
「福袋」を目の前にして何が入っているのだろう(だいたいわかっていますが…)と想像する時の期待感。
「福袋」を開けて、欲しかったものが、たくさん入っていた時のお得感。
そして、満足感。などなど…。
稀に好みではないものも、入っている事もありますが、それはそれで新鮮です。
恒例の“年始イベント”というような意味合いも、私の中にはあるのだと思います。
稲城市立中央図書館にも「福袋」があります。
年始に年齢別・テーマ別に何冊かの本を袋詰めにし、「福袋」として貸し出します。
どのような本が入っているのかはお楽しみ。自分では選ばないジャンルの本や、初めて手に取る作者の本など、新しい本との出会いがあるかもしれません。
また「福袋」とは少し異なりますが、「めかくし展示」というコーナーが稲城市立中央図書館にはあります。
スタッフが選んだお薦めの本を、ラッピングして見えないようにし、最初の一文だけを表記して貸し出しをしています。
中にどんな本がはいっているか、わからないという点では、「福袋」と共通するものがあると思います。よろしかったら、覗きにいらして下さい。
ワクワク・ドキドキを運んでくる「福袋」。
皆さんも、ワクワク・ドキドキを味わってみませんか。