| 2008/07/11 | おすすめ資料 ~7月の展示から~ | | by 図書館スタッフ |
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『オリンピック特集』
タイトル:『歓喜のメダリストたち長野オリンピック'98
The 18th Olympic winter games, Nagano 1998』
請求記号:780.6/ア
作者:朝日新聞社 編
印象深いオリンピックというものはありますか?
私は長野オリンピックが一番印象に残っています。
会場に行ったわけではありません。決して熱心にテレビを見ていたというわけでもありません。
しかし、この本をめくっていると、
時たま「こんなシーンがあったな」という写真に出会うことができます。
そして、その記憶は思った以上に鮮明に私の頭の中に残っていることに、
少なからず驚かされました。
それは日本で行われたオリンピックであったということ、
日本がメダルを多く取ることのできたオリンピックだったということ、
などが理由だと考えられますが、それとは別に、
印象深い場面が多数あったということも大きく関係しているのではないかと思います。
それは、競技ではなく、もっと些細な、例えば試合に向かう選手達を映した場面だったり、
終わった後抱き合い喜ぶ選手だったり、
といった直接試合とは関係のない場面にも印象に残るものが数多くあった気がするのです。
この本にはそのような一場面も数多く載っていて、
競技中の写真よりそちらのほうが「こんなシーンあったな」と思わせてくれたりもします。
それに気づくと、競技は勿論のことですが、それとは別に、選手が試合に込める、
もしくは込めた、思いなどもこちらに伝わってきていて、
長野オリンピックは特にそれが強かったのではないかと思えてくるのです。
オリンピックは試合だけが全てではない。
そう思わせてくれる一冊です。
『YAベストリーダー特集』
書名:『友だちは無駄である』
著者:佐野 洋子
請求記号:Y159/サ
20年前に発行されたこの本、
現在も根強い人気で年間9回貸出されています。
『友だちは無駄である』なんて、
ずいぶん過激なタイトルです。
たしかに友だちは、お金や地位のようには、
私たちの役に立たないものかもしれません。
でも、「無駄なものをたくさん持っていることが、
その人の魅力になったりするのよね。」と作者は言います。
そういう意味では、「読書も無駄である」かもしれませんが、
無駄を楽しめる魅力的な大人を目指す人は
ぜひ読んでみてください。
書名:『お菓子の日々、ジャム屋の仕事』
著者:いがらし ろみ
請求記号:Y596.6/イ
就職しないで生きるためには、
自分の力で好きなことを「仕事」として「生活」していくためには、
どうしたらいいのか。
ヒントを探すには、体験者の話を聞いてみようというスタンスのシリーズ
「仕事と生活ライブラリー」の中の1冊です。
作者は鎌倉でジャム専門店をしている、お菓子研究家。
ヤングアダルトよりもう少し上の世代向けかもしれませんが、
やりたいことに真剣に向き合う姿勢は、
いまはまだやりたいことを探しているみなさんにも、
いい刺激になると思います。
同シリーズは他に、本屋・デザイナー・カメラマン・
ファッションディレクター・カフェオーナーが執筆しているので
そちらもぜひ見てみてください。