| 2014/11/01 | スタッフのおすすめ本!(2014年11月) | | by 図書館スタッフ |
|---|
書名:錯視芸術図鑑
著者:ブラッド・ハニーカット
出版社:創元社
請求記号:145.5/ハ
錯視芸術、と聞いてみなさんはどのような物を思い浮かべるでしょうか。
オランダのM.C.エッシャー(1898~1972)の
「物見の塔」(上の階と下の階がねじれている)や、
「滝」(上から落ちた滝が奥に巡って、また滝となって落ちて・・)など、
不思議な作品をどこかでご覧になったことがあるのではないでしょうか。
錯視とは、視覚における錯覚のことです。
人間の錯覚を利用した作品が世界から集められています。
曖昧な形の絵、奥行きのある絵、平面を立体に見せる絵、浮かび上がる絵、
動く絵(見続けると酔ってしまうかも)、写真を利用した絵、
「アンビグラム」という、上下をひっくり返しても読める文字など、
200点もの不思議な芸術が満載です。
錯覚に戸惑いながらこれらの作品を見ていると、
どこに何が隠されているのかとあちこち探し、
本当に逆さでも読めるのか、何度も本を上下にし、
見るだけで動く絵や自然に移り変わる風景画に感動し、
心も動かされ楽しくなります。
海外の奥行きのある大きな壁画もあり、平らな壁に大波が出没?
また、大きなビルの壁が派手に壊れている?かのように描かれています。
本物を見たら、さぞかし迫力を感じることでしょう。
各作品の下に説明文が載っているので、難解な物もわかりやすいかと思います。
芸術の秋におすすめします。
書名:東京ソトアサごはん
出版社:実業之友社
請求記号:J596.3/ト
突然ですが、あなたは朝食はどうしていますか?
パン派?ご飯派?または食べる派?食べない派?
三食の中では最も目立たない朝食、しかしこの朝食、
けっこう人それぞれのこだわりがあるようです。
かくいう私は、しっかり食べたい派・・・だったのですが、
社会に出てからというもの、少しでも長く寝ていたい欲のほうが強くなり、
就業前にコンビニのおにぎりを詰め込むという、優雅さからは程遠い朝食・・・
食べることが大好きな私、その日も休日のランチ巡りの参考にと、
図書館で東京の名店が載っているコーナーを眺めていたら・・・
ん?アサごはん?ソト?
今まで朝食に焦点を当てた本を見ることはありませんでした。
しかし確かにここ最近、朝食の形態は変わってきている気がします。
一昔前は家で食べるのが当然というイメージですが、
最近の外食産業は朝食にかなりの力を入れているようです。
大手ファミリーレストランのモーニングの需要は、出勤前のサラリーマンは元より、
今は定年後の年齢層を主たるターゲットとしているようです。
たしかに、朝のファミリーレストランでは、老夫婦がのんびりと
コーヒーを飲んでいる光景をここ最近よく目にするようになりました。
毎日欠かさず朝食を作ってきた奥様にも定年後の安らぎを・・・
ということなのかと、微笑ましい気持ちで見ています。
さて、この本なのですが、その名のとおり、主に東京都心部で
おいしい朝食を楽しめるカフェの情報が掲載されています。
和食、洋食、お手軽なセットからホテルの朝食まで、内容は様々。
見開き左ページにはオススメのセットの写真、右ページには営業時間や地図、
お店のこだわりなど、パっとひらけば一目でそのお店の情報がわかります。
とかく食べることが大好きな私、普段はなかなか行かない都心ですが、ある休日、
試しにランダムに開いたページのカフェに行ってみることにしました。
開いたページは田町、そしてせっかくなので写真と同じホットサンドをオーダー。
運ばれてきた朝食をゆっくり味わいながら、お店の雰囲気を楽しむ。
そして小説を読みながら食後のコーヒー。今までに味わったことのない、
ゆったりとした至福のひとときでした。帰りには、都心に出たこの機会にと、
買い物も忘れずに。
以来、時間にゆとりのある時に、開いたページのカフェに行くという休日の過ごし方が、
ちょっとした贅沢な楽しみとなりました。朝も規則正しく起床でき、一石二鳥。
これでとうとう私も優雅なオシャレ女子!?・・・とは言えないでしょうね。
まずは日常も変えていかないと。
と、今日もしっかりスタッフルームでおにぎりを頬張る私でした。