書名:ここに死体を捨てないでください!
著者:東川篤哉
請求記号:913.6/ヒ
「ここに死体を捨てないでください!」
「じゃあ、どこに捨てろっていうんですかっ!!」
このタイトルと帯の掛け合いに思わず手にとってしまいました。
思わず笑ってしまう1冊です。
死体を捨てに行くことになった見ず知らずの男女に、
知らずのうちにそれを追跡する探偵達。
2つの視点から進んでいく展開に、ついつい引き込まれます。
シリーズ作品ですが、この1冊から読まれても面白いと思います。
タイトル:しんかいの奇妙ないきもの
請求記号:481.7/オ
著者:太田秀 我々の知らない海の底にいるのは…。
まさしく奇妙な生物が名を連ねた一冊。
光が届かない深度では、視覚にが役に立たないため
ほとんどの生物が目を退化させてしまいます。
その代わりに別な機能を増幅させる、と言った具合ですが、
地上にいる生物に比べて、総じてグロテスクと言うか、
エイリアンのようなものが圧倒的に多いです。
「ヤマトトックリウミグモ」なんて、まさしくそれ。
「オニキンメ」はこれでもか!と言わんばかりに強調されたお顔。
そんな中に出てくる「センジュナマコ」「エボシナマコ」は何処か愛嬌のある姿。
…と書いたものの、研究者である著者のあとがきにはうーむと唸らされました。
「人間の常識を超えた深海の生物に、
地上に生きる人間の一方的な見方を、当てはめるのはそぐわない」(意訳)
たしかに。彼らは彼らで生きるためにその姿を進化したわけであって、
面白い姿になろう等とは考えないだろう。
おー。と驚嘆をもって愛でるのが礼儀と言うものかもしれません。