| 2010/11/12 | スタッフのおすすめAV!(11月) | | by 図書館スタッフ |
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タイトル:ホワイトナイツ 白夜
請求記号:D7BF/ホ
この映画は、冷戦下のロシアを舞台に亡命していたクラシックバレエダンサー(ミハイル・バリシニコフ)と
アメリカからソ連に亡命したタップダンサー(グレゴリー・ハインズ)の友情を描いた物語ですが、
注目すべきは、バリシニコフの演じる二つのダンスシーンです。
一つ目は映画冒頭シーンにあります。
<追い詰められた表情で寝台に横たわる青年が起き上がり、跳躍を始める。
空中での回転、椅子を乗り越え、机を飛び越え、その苦悩を耐えていると、
美しい女性が風のように現れ、さらに青年を問い詰め、拒絶する。
青年の踊りはさらにその苦悩を深めていく…>
背景には、オーケストラによるバッハのパッサカリアがゆっくりと
悲劇的な結末を予測するような重厚な音を積み重ねていきます。
二つ目は亡命していたのに航空機の事故でロシアに戻ってしまったダンサー(バリシニコフ)が、
体制と妥協しつつ踊りを続けている昔の恋人の前で、自分のバレエへの思いを込めて踊るシーンです。
<ロシアの劇場の舞台の上:体制に反抗し、自由を求めるロシアの男性歌手のかすれたような
低い歌声に乗せ、ダンサーが力強く踊る。
舞台の上を斜めに駆け抜け、ジャンプし、膝を床に打ち付け、
信念を貫くかのように勢いにまかせて舞台をすべり、恋人に向かって踊る。>
この第二の踊りのシーンは、映画のストーリーの転換点ともなっています。
ハインズのタップダンスも見応えがありますが、冒頭のダンスシーンは圧巻と言うしかなく、
このようなバレエを見たことの無い人には、
バレエと言うものの印象を変えてしまうほどのパワーを持っていると思います。
タイトル:ユバナ
請求記号:C7CA/ナ
アーティスト:ナナムジカ
中性的な女性ヴォーカルの声が印象的なアルバムです。
曲調はどことなく幻想的で、けれど力強いメロディーもあり、聴いた瞬間からその世界に引き込まれます。
宇宙を思わせるものや、物語のように書かれている歌詞もあり、
その情景が目に浮かんできて心を揺さぶられます。
特に、1,4,10,11番辺りがおすすめです。
更に最後の曲が終わってからも、しばらく止めずにそのままにしておくと……。
秋の夜長に、ゆったりと読書などしながら聴いてみてはいかがでしょうか。