| 2011/02/03 | スタッフのおすすめ本!(2月) | | by 図書館スタッフ |
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タイトル:ピクトさんの本
請求記号:727/ウ
著者:内海慶一
皆さんは「ピクトグラム」というものをご存知ですか?
それは道路に、鉄道に、図書館にもいます。
有名なところでいえば、非常口のマークに登場しているあの人物(?)です。
今回は、日々私たちに危険を知らせてくれる標識(この本ではピクトさんと呼んでいます)を
集め、研究したこの本を紹介したいと思います。
決められた範囲内で、いかに伝えたいものを表現するかというデザインが面白く、
手に取った本でした。
国内ならびに国外で頑張るピクトさんが写真付きで説明されています。
「足元にご注意下さい」と滑るデザインで警告してくれるピクトさん。
「危険」と頭を打たれながら注意をしてくれるピクトさん。
「かけこみ乗車はキケンです!」と扉に挟まれそうになるピクトさんなど、
よく見るピクトグラムを「転倒系」「頭打ち系」など10種類に分類して紹介、
鑑賞する本となっています。
読んでいると、私たちのまわりにはピクトグラムが多い事に気づきます。
自分の身を呈して危険を知らせ頑張るピクトさんの姿を一度見てみて下さい!
これを読めば、ピクトグラムへの見方が変わるかも!?
タイトル:かいじゅうのうろこ
請求記号:E/ハ(書庫)
著者:長谷川集平、村上康成
かいじゅうの噂を信じた若者が小さいヨットで海に出ます。
そして真夜中、いきなりかいじゅうと遭遇!小さなヨットはひとたまりもなく・・・
次の日、ふと目がさめた若者が見つけたのはかいじゅうのうろこでした。
若者は思います。やっぱりかいじゅうはいる。これを見せればみんなびっくりするぞ。
テレビ、新聞、雑誌・・・
ぎりぎりまでそぎ落とした長谷川集平の言葉と村上康成の美しい絵で、
まるで映画を見ているような深い驚きと感動を覚えて、忘れられない絵本になりました。
小学校高学年からYA、大人まで楽しめます。
一人読みもよいのですが、できれば誰かに読みきかせをしてもらったら、
この絵と言葉はページの枠をはみだして大迫力であなたの心に届くと思います。
そして若者の最後の決断をどう思うか、みんなでおしゃべりをするともっと面白くなりそうです。
「木かげの家の小人たち」(いぬいとみこ著)を読み終えた夜、
机に牛乳のコップを置きっぱなしにした経験がある私には、若者の気持ちが
すとんと納得できましたが、きっと科学者の魂を持った人には理解しがたいことなんだろうなぁと
思います。
あなたはこの結末をどう思いますか?