タイトル:『インセプション』
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙ほか
資料コード:63017964
請求記号:D7BF/イ
主演のレオナルド・ディカプリオが、人の夢の中に入りこみ、
その潜在意識に侵入し他人のアイデアを盗みだす企業スパイを演じている
SFアクション。
ディカプリオ演じるコブの元に、実業家であるサイトー(渡辺謙)から
仕事の依頼が来る。その依頼とは、ライバル会社を倒産させるべく、
その会社の会長の息子に「会社を倒産させる」というアイディアを
植えるつけること。
実はコブには妻殺害容疑をかけられており、
子供たちのいる自宅に帰ることができないでいる。
彼の最大の希望は「子供たちのいる家に帰る」こと。
この依頼をクリアすれば、コブの希望をかなえるというのが
サイト―からの報酬。
コブは仲間と共にこの依頼に挑戦するのだが、
なんとそのターゲットである会長息子は潜在意識下において
企業スパイから自身の身を守るトレーニングを受けており…。
というストーリー。
この映画の引き込まれるポイントは、潜入した夢の中で夢を見ると、
またその夢に潜入することができ、夢の世界が多層構造になっていく事。
そしてその夢の世界は「設計士」と呼ばれる者が構築することができ、
その世界は現実と遜色ないリアリティーさがあり、とても緻密。
夢の多重構造と、その緻密さゆえに、「今の世界は現実か夢か」が
わからなくなってしまっては、元の世界に戻ることはできない。
「夢か現実か」その判断ツールになるのが、「トーテム」と呼ばれるアイテム。
各々で愛用しているアイテムは異なるのですが、コブが愛用しているのは
くるくると回るコマ。このコマが回り続けていれば、それは「夢の世界」。
ラストシーンでコマは止まるのか、回り続けてしまうのか…。
あなたはどう思いますか?