ラベンダーといえば、皆さまは何を思い浮かべられますか?
北海道の満開のラベンダーのお花畑でしょうか。
私は何と言っても、『時をかける少女』です。
映画やテレビドラマにもなっていて知ってらっしゃる方も
多いことでしょう。この物語の中ではラベンダーの香りが
主人公の少女をタイムトラベルにいざなうという大きな役割を
持っています。
私が小学生のころ『タイム・トラベラー』というタイトルで
NHKの「少年ドラマシリーズ」で放映されたのですが、
毎週土曜日を楽しみに待ち、ラベンダーの香りってどんなだろうと
想像したものです。
ラベンダーの苗が簡単に手にはいるこの頃とはちがって、
当時、ラベンダーにふれる機会もなかったのですが、
大人になってハーブ全般の講座に通うようになって
ラベンダーの精油の使い方を教えてもらい、今では親しみのある
香りとなりました。
ラベンダーの効能は鎮静、抗菌・殺菌、消炎作用など。
鎮静作用はストレス、緊張、不安、イライラなどをやわらげ、
リラックスさせてくれますし、抗菌・殺菌作用のおかげで
風邪などの感染症にも効果があります。消炎作用は
やけどやかゆみを改善してくれます。まさしく万能。
お家にラベンダー精油を1本備えれば憂なし。
というわけで、私はお風呂のときにお湯に数滴、寝る時は枕に1滴、
洗濯のときの最後のすすぎの時に1滴、やけどや虫さされの時は
オイルで薄めて患部に塗ったりして、日々ラベンダー精油の
お世話になっています。
筋肉痛のときはマッサージオイルに混ぜて塗ると、
痛みがすーっとおさまりますし、風邪のときにはマスクに1滴たらしたり、
アロマランプ等で家に香らせると不快感がやわらぎます。
今や日常の香りとなったラベンダーの香りは甘やかで
爽やかさを感じる私の大好きな香りです。
≪図書館にある関連資料のご案内≫
・『時をかける少女』筒井康隆/著
(資料コード:410327696 など)
・『時をかける少女』(DVD)大林宣彦/監督
(資料コード:630057299)