| 2010/05/21 | スタッフのおすすめ本!(5月) | | by 図書館スタッフ |
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タイトル:はい、泳げません
著者:高橋秀美
請求記号:785.2/タ
最近泳いでいますか?
あなたは泳げる人ですか?
この本は全く泳げなかった筆者が2年間スイミングスクールに通って
泳げるようになるまでの記録が綴られたものです。
というと努力を前面に押し出したスポ根もののようですが、全く逆。
むしろカッコ悪い様が自虐的に展開し、エッセイとしても抱腹絶倒ものです。
シャワーを浴びるときには思わず息を止める、水に顔をつけるのも怖いという状態から泳ごうと
プールに通い始めた筆者。
しかし、プールに大量に張られた水がゆらゆらするたびに足がすくむという前途多難なスタート。
そんな彼を指導するインストラクターは、水が怖いという彼に
顔をつけられるかどうか確認しただけで、「アップ100メートル」と告げます。
当然息継ぎも出来ないので立つと、「立たないで」というムチャ振り。
そんな彼が少しずつ浮くこと、ストリームラインを保つことを頭だけでなく感覚でつかんでいきます。
「立ってはいけない」「泳いではいけない」「水中ではなにかを見ようとしてはいけない」
インストラクターの言葉は一見矛盾しているようですが、
筆者と同じく大人になって泳ごうと頑張っている人には含蓄の深い言葉です。
これから泳いでみようという人にも、
しばらく水には入っていないという人にも「ちょっとプールに行ってみようかな」
「泳ぐって気持ちいい」と思わせる一冊です。
タイトル:試験に出るパズル
著者:高田崇史
請求記号:V913.6/タ
これはミステリーの短編集です。
イケメン天才高校生・千葉千波とその従兄弟"八丁堀"たちが事件を解決する物語。
この本の大きな特徴はそれぞれの話の中に論理パズルが必ず登場することです。
「同じ形の金塊が13個あります。
この中には1つ重さの違うニセモノが入っています。
天秤を3回使ってこのニセモノを判別せよ。ただしニセモノが重いのか軽いのかは不明」
たとえばこのような問題です。
本編では詳しい回答が省略されていますが、
巻末には物語に登場した全てパズルの答えが図入りで説明されています。
上記の例題の回答はここでは書ききれません。
ぜひ本を手にとって確認してください。