題名:ブラームス 交響曲第1番
アーティスト:ヨハネス・ブラームス、ボストン交響楽団、小澤征爾
請求記号:C7CQ/ブ/緑
資料コード:630314270
若かりし日の小澤征爾さんのジャケットに心ひかれ、手に取ったCDです。
おまけにブラームスの交響曲第一番は私の最も好きな交響曲といっても
過言ではありません。
中でも第4楽章を聴くと元気がでます。
小澤さんといえば思い出すのは、1982年、大阪の
ザ・シンフォニーホールのこけら落としの公演の一つで、
小澤さんが新日本フィルを率い、ベートーヴェンの第9交響曲を
聴きに行ったときのことです。もちろん一番安いチケットなので
ステージから一番遠い2階の最後列の席でした。
曲もすごければ、演奏もすごい!オーケストラを
きちんとしたホールで聞いたのも初めてだったのです。
一番印象的だったのは、小澤さんの指揮する姿で、
腕と体の動きがとても流麗で美しかったのを覚えています。
それまで指揮者とは真ん中でのんびり棒を振っている人という
私の認識は大いに改められました。
さて。このCDの録音は1977年、まだまだ若かりし日の
小澤さんの演奏はいかがでしょう?
実は同じ小澤さんの指揮の
2011年の「奇跡のニューヨークライブ」
(サイトウ・キネン・オーケストラ)所収のものと比べてみましたが、
オーケストラの違いなのか、録音技術の違いなのかこちらの演奏は
繊細でみずみずしく聴こえるような気がします。
そしてやはり第4楽章を聴くと大いに励まされる気持ちになりました。