(2016年12月はっこう)
『エメラルドアトラス 最古(さいこ)の魔術書(まじゅつしょ)』
ジョン・スティーブンス/著 片岡(かたおか) しのぶ/訳
あすなろ書房(しょぼう)
世界を創出(そうしゅつ)した秘密の魔法が書き記(しる)された3冊の『始まりの書』。長く消えていた、この最古の魔術書に選ばれし3人の子ども、ケイト、マイケル、エマと魔術書を手に入れたい者との戦いが始まる!!
『サッカク探偵団(たんていだん) あやかし月夜(つきよ)の宝石(ほうせき)どろぼう』

藤江(ふじえ) じゅん/作
ヨシタケ シンスケ/絵
角川(かどかわ)書店(しょてん)
4年生のカケルが友だちとパーティに招待された。なんとその会場で2個のダイヤが盗まれるという事件が…。事件解決のカギは“目のサッカク”。カケルはサッカクに詳(くわ)しい二(に)の谷(たに)さんの手をかりて犯人(はんにん)探(さが)しにのりだした。
『300年(ねん)まえから伝(つた)わるとびきりおいしいデザート』

エミリー・ジェンキンス/文
ソフィー・ブラッコール/絵 横山(よこやま) 和江(かずえ)/訳
あすなろ書房(しょぼう)
西洋で最も古いデザートの一つ、ブラックベリー・フール。300年前、200年前、100年前、そして現在。4つの時代に、4つの家族がブラックベリー・フールを作る物語です。
『義足(ぎそく)でかがやく』

城島(じょうじま) 充(みつる)/著
講談社(こうだんしゃ)
病気や事故で足の一部を失った人たちが使うのが義足(ぎそく)です。20年ほど前から、義足で陸上(りくじょう)競技(きょうぎ)や登(と)山(ざん)などスポーツにも挑戦(ちょうせん)できるようになりました。義足で未来を切りひらいていこうとする子どもたちと、それをサポートする人たちの物語です。
『かりんちゃんと十五人(じゅうごにん)のおひなさま』

なかがわ ちひろ/作
偕成社(かいせいしゃ)
かりんの家に、ひいおばあちゃんから古くて傷(きず)やよごれがあるけど、上等(じょうとう)な十五人のおひなさまが届きました。ある真夜中、かりんがふと目を覚まして台所にいくと、三人官女(かんじょ)たちがおしゃべりをしていたのです。
『森(もり)は生(い)きている 四幕(まく)十場(ば)』

サムイル・マルシャーク/作
湯浅(ゆあさ) 芳子(よしこ)/訳
岩波(いわなみ)書店(しょてん)
大晦日(おおみそか)の晩“4月の花のマツユキソウを持ってきた者に、金貨を与える”というおふれが出た。ままははに命じられむすめは雪深い森に探しに行くことになってしまった。そこで、出会ったのは…。
『干(ほ)したから…』

森(もり)枝(えだ) 卓士(たかし)/写真・文
フレーベル館(かん)
世界中には、干した食べものがいろいろあります。
なぜ食べ物を干すのでしょうか?
干すと何がかわるのでしょう?
『空(そら)から宝(たから)ものが降(ふ)ってきた! 雪(ゆき)の力(ちから)で未来(みらい)をひらく』

伊藤(いとう) 親(よし)臣(おみ)/著
旬報社(じゅんぽうしゃ)
日本は雪がたくさんふる国です。
昔の人たちは雪と上手に付き合い雪とともに生きる知恵がありました。そして現代、雪を利用した“利(り)雪(せつ)”の技術も進んでいます。雪はどのように利用されているのでしょう。
『タンチョウのきずな 「日本(にほん)の鶴(つる)」の一年(いちねん)』

久保(くぼ) 敬(けい)親(しん)/写真(しゃしん)と文(ぶん)
小学館(しょうがくかん)
北海道には、日本で見られるツルの中で一番大きいタンチョウがくらしています。タンチョウは湿原(しつげん)で卵をうみ、ひなを育てます。タンチョウの一年を見てみましょう。