(2016年8月はっこう)
ゆうかんな猫(ねこ)ミランダ

エレナー・エスティス/作
エドワード・アーディゾーニ/絵 津森(つもり) 優子(ゆうこ)/訳
岩波(いわなみ)書店(しょてん)
むかしローマの街(まち)にミランダという黄金(こがね)色のゆうかんな猫(ねこ)がいました。あるときローマの街が燃(も)え、人間がみな逃(に)げ出してしまいました。街にはとり残された猫たちがいっぱい。そこでミランダは…。
オンネリとアンネリのおうち

マリヤッタ・クレンニエミ/作
マイヤ・カルマ/絵
渡部(わたなべ) 翠(みどり)/訳
福音館(ふくいんかん)書店(しょてん)
夏休みにオンネリちゃんとわたしは薔薇(ばら)横丁(よこちょう)でお金の入った封筒(ふうとう)を拾(ひろ)ったの。おまわりさんに届けたら、「あなたたちのものですよ」って。
でも、お金なんていらないから、元の場所にもどすことにしたの。そこで出会ったのは…。
浜辺(はまべ)のコレクション

浜口(はまぐち) 哲一(てついち)/著
池田(いけだ) 等(ひとし)/著
フレーベル館(かん)
浜辺に落ちているのは、貝がらや海草だけではありません。
「えっ?」とおどろくあんなものやこんなものまで…。
あなたも浜辺に出かけて、波打(なみう)ちぎわに落ちているものそれぞれの物語に耳をかたむけてみませんか?
14番目(ばんめ)の金魚(きんぎょ)

ジェニファー・L.ホルム/作
横山(よこやま) 和江(かずえ)/訳
講談社(こうだんしゃ)
エリーのおじいちゃんは、超(ちょう)天才で、へんくつで、はちゃめちゃな科学者。おじいちゃんだけど、子ども。
なぜ子どもかというと、不老(ふろう)不死(ふし)の薬(くすり)になるクラゲを発見して、それを自分で試したから。おじいちゃんのおかげで、エリーの生活は大混乱(こんらん)。
こんな家(いえ)にすんでたら 世界(せかい)の家(いえ)の絵本(えほん)

ジャイルズ・ラロッシュ/作
千葉(ちば) 茂樹(しげき)/訳
偕成社(かいせいしゃ)
「こんな家に住んでたら…」と思うすてきな家を、
美しいペーパークラフトで紹介しています。
「きみの部屋は山の中」「家ごとどこにでもひっこしできる」
さぁ、どんな家だと思いますか?
岸辺(きしべ)のヤービ

梨木(なしき) 香(か)歩(ほ)/著(ちょ)
小沢(おざわ) さかえ/画(が)
福音館(ふくいんかん)書店(しょてん)
湖(みずうみ)でボートに乗り、本を読んでいると、奇妙(きみょう)な生き物に出会いました。
ハリネズミに似ていますが針はなく、2本の足で立って歩きます。キャンディを渡すと、小さな声でお礼を言ってくれました。
それがヤービでした。
ふるさとは、夏(なつ)

芝田(しばた) 勝(かつ)茂(も)/作
小林(こばやし) 敏也(としや)/画
福音館(ふくいんかん)書店(しょてん)
父の故郷(こきょう)で夏休みを過ごすことになったみち夫は、少女ヒスイと出会った。村でバンモチという伝統(でんとう)行事が行われた夜、一本の白羽(しらは)の矢がどこからともなく飛んで来てヒスイの家の戸板(といた)に刺(さ)さると…。
自転車(じてんしゃ)少年(しょうねん)(チャリンコボーイ)

横山(よこやま) 充男(みつお)/著
黒須(くろす) 高嶺(たかね)/絵
くもん出版(しゅっぱん)
颯(そう)太(た)は小学六年。引っ越してきた町には四万十(しまんと)川が流れ、自転車をこぐと気持ちいい。向こうから来るロードバイクの一団、なんてかっこいいんだろう!
ロードバイクに心ひかれた颯太はひょんなことから自転車のタイムトライアルレースに出ることになった。
そらいろ男爵(だんしゃく)

ジル・ボム/文
ティエリー・デデュー/絵
中島(なかじま) さおり/訳
主婦(しゅふ)の友社(ともしゃ)
そらいろの飛行機(ひこうき)から誰にも気づかれず鳥をながめていたそらいろ男爵。
地上では戦争がはじまり、男爵も戦争に行かなくてはなりませんでした。
そこで男爵が砲弾(ほうだん)のかわりに落とした
ものは?