(2009年12月はっこう)
建具職人(たてぐしょくにん)の千太郎

岩崎 京子(いわさききょうこ)/作
田代 三善(たしろ)さんぜん)/絵
くもん出版(しゅっぱん)
今から140年ほど前の江戸時代の終(お)わりごろ、千太郎はわずか7歳で親元(おやもと)をはなれ、
奉公(ほうこう)に出されました。大人の職人にまじって働(はたら)く千太郎は、
やがて自分も腕(うで)のよい職人になりたいと思うようになって…。
海は生きている 自然と人間

冨山 和子(とみやま かずこ)/著
講談社(こうだんしゃ)
海はあらゆる生命(せいめい)のやしない手。
人間も動物も植物ももともとは海のおくりものでした。
今、海は人間による破壊(はかい)のため苦しんでいます。
海をよみがえらせるため、何ができるかいっしょにかんがえましょう。
なるほど忍者大図鑑(にんじゃだいずかん)

ヒサ クニヒコ/絵・文
国土社(こくどしゃ)
忍者って何だろう?
忍者の武器(ぶき)や道具、術(じゅつ)や戦(たたか)い方、そして生活、歴史(れきし)まで忍者の全てにせまる図鑑(ずかん)です。絵や写真で楽しくわかりやすく説明(せつめい)してあるよ。
時計つくりのジョニー

エドワード・アディゾーニ/作
あべ きみこ/訳
こぐま社
ジョニーは手先がとても器用(きよう)な男の子。
ある日、自分で大時計を作ろうと思いますが、
みんなは"ジョニーがまたばかなことをやっている"といって、相手(あいて)にしてくれません。
とびらをあければ魔法(まほう)の時間

朽木 祥(くつきしょう)/作
高橋 和絵(かずえ)/絵
ポプラ社
バイオリンがなかなか弾(ひ)けず、レッスンの日行きたくなくて、
1つ前の駅(えき)で降(お)りてしまった。
雨やどりをした家には『すずめいろ堂(どう)』とあり、家の中に入ってみると…。
グリーンフィンガー ~約束の庭

ポール・メイ/作
シャーン・べイリー/絵
横山 和江(よこやま かずえ)/訳
さえら書房(しょぼう)
グリーンフィンガー(緑の指)とは、植物を育てるのが上手な人のことを言います。
ロンドンから田舎(いなか)に引っ越してきたケイト一家。
文字の読み書きが苦手なことから新しい学校でも上手くいかず、
おまけにママも家を出ていってしまい・・・。
そんな時ケイトはウォルター老人(ろうじん)と出会い、
荒(あ)れ果(は)てた庭が昔はきれいなガーデンだったことを知ります。
マグロをそだてる

江川 多喜雄(えがわたきお)/文
高橋 和絵(たかはしかずえ)/絵
熊井 英水(くまいひでみ)/監修
アリス館
“海のダイヤ”と呼ばれるクロマグロの養殖(ようしょく)(育(そだ)てて増(ふ)やすこと)に、
日本が32年かかって、世界で初めて成功したんだって。一体どのようにしたのでしょう?
一生泳(およ)ぎ続(つづ)ける・折(お)りたたみ式(しき)のヒレを持(も)っているなど、マグロの色々な性質(せいしつ)がよくわかります。
小さな山神(やまがみ)スズナ

富安 陽子(とみやすようこ)/作
飯野 和好(いいのかずよし)/絵
偕成社(かいせいしゃ)
山神様は、どこの山にもいます。
山神様の娘(むすめ)スズナ姫はスズナ山が大好きになり、いつか自分でおさめたいと思っていました。
そして、誕生日(たんじょうび)の前にお父さんに話をすると…。
クリスマスの幽霊(ゆうれい)

ロバート・ウェストール/作
ジョン・ロレンス/絵
坂崎 麻子(さかざきあさこ)・光野 多恵子(みつのたえこ)/訳
徳間書店(とくましょてん)
クリスマス・イブの日、ぼくは父さんの工場へ弁当(べんとう)を届(とど)けに行った。
守衛(しゅえい)に見つからないようにエレベーターに乗ると、鏡(かがみ)に誰(だれ)かが写っている!?
1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし

デミ/作
さくま ゆみこ/訳
光村教育図書(みつむらきょういくとしょ)
好きなものをほうびに取らせようといわれ、
ラーニは「今日はお米を1粒(つぶ)、明日は2粒(つぶ)、明後日(あさって)は4粒(つぶ)、
と言うふうに30日の間ください」と答えました。さあ、30日目のお米は何粒?
ヤマタノオロチ復活 蓮(れん)の奥出雲戦記(おくいずもせんき)

廣田 衣世(ひろた きぬよ)/作
照世(てるよ)/絵
岩崎書店(いわさきしょてん)
蓮は、神話(しんわ)で有名な出雲地方に住む小学5年生。
地元の伝統文化(でんとうぶんか)を伝える「神楽(かぐら)クラブ」に所属(しょぞく)しています。
ある日学校をサボって家にいた蓮は、黄泉(よみ)国から来たという少年あきひこから、
封印(ふういん)されていたヤマタノオロチの御霊(みたま)が現代(げんだい)によみがえったことを知らされます。
大うなぎや電車に乗り移り、人々を襲(おそ)うオロチの御霊。
蓮とあきひこは協力(きょうりょく)してオロチを退治(たいじ)していくのですが・・・。
ロジーナのあした 孤児列車(こじれっしゃ)に乗って

カレン・クシュマン/作
野沢 香織(のざわ かおり)/訳
徳間書店(とくましょてん)
ロジーナは12歳のポーランド人の少女。
家族全員を亡くし、ひとりぼっちになったので'孤児列車(こじれっしゃ)'に乗って、
新しい家族を探す旅に出ます。