(2009年12月はっこう)
おめでとうのおはなし

山下 明生(やました はるお)
角野 栄子(かどの えいこ)
斉藤 洋(さいとう ひろし)/作
高畠 純(たかばたけ じゅん)/絵
講談社(こうだんしゃ)
昔(むかし)、神様(かみさま)が動物(どうぶつ)達(たち)に毛皮(けがわ)を作(つく)ってくれました。
キリンは、早(はや)い者(もの)勝(が)ちが苦手(にがて)なので、茶色(ちゃいろ)の毛皮になりました。そんなキリンをみんながバカにしますが、キリンは気(き)にしません。ある日…。
お話は3つ入(はい)っています。
この世(よ)でいちばんすばらしい馬(うま)

チェン・ジャンホン/作・絵
平岡 敦(ひらおか あつし)/訳
徳間書店(とくましょてん)
絵(え)を描(か)くことが好(す)きなハン・ガンは、ある時(とき)、
画家(がか)の目にとまり、毎日(まいにち)大好きな絵が描けるようになりました。
上手(じょうず)になって宮廷(きゅうてい)の絵師(えし)に
なるための学校(がっこう)へも行(い)くことができるようになります。
特(とく)に馬の絵は上手(じょうず)で、噂(うわさ)がたつほどでした。そして、
噂を聞いた武将(ぶしょう)がやって来て…。
おはなしのもうふ

フェリーダ・ウルフ/
ハリエット・メイ・サヴィッツ/文
エレナ・オドリオゾーラ/絵
さくま ゆみこ/訳
光村教育図書(みつむらきょういくとしょ)
サラおばあちゃんのお話(はな)しを聞(き)くときには、
「おはなしのもうふ」で聞きます。
聞いている子(こ)どものくつに穴(あな)が空(あ)いていたのを見(み)て、
サラおばあちゃんは靴下(くつした)をあんであげることにしました。
でも、毛糸(けいと)がみあたりません。いい考(かんが)えが浮(う)かびました。
それは…。
ことばのこばこ

和田 誠(わだ まこと)/作・絵
瑞雲舎(ずいうんしゃ)
文章(ぶんしょう)のしりとり・文の中(なか)に動物(どうぶつ)がかくれていたり・
回文(かいぶん)(上(うえ)からよんでも下(した)から読(よ)んでも同(おな)じ言葉(ことば))や
文があったり、いろいろな言葉がでてきて楽(たの)しいですよ。
おもちのきもち

かがくい ひろし/作・絵
講談社(こうだんしゃ)
たごさくさんのかがみもち。
人間(にんげん)に食(た)べられては大変(たいへん)と逃(に)げ出(だ)しました。
あんまり走(はし)ったので、おなかがすいてしまい自分(じぶん)の足(あし)を食べてみると…。
おいしい!!
ごきげんぶくろ

赤羽(あかはね) じゅんこ/作
岡本 順(おかもと じゅん)/絵 あかね書房(しょぼう)
けんかをして、みきちゃんの家を飛(と)び出し、まいごになった"かな"。
たどり着(つ)いたのは「ふきげんや」というお店(みせ)でした。
さてこのお店(みせ)、一体(いったい)何(なに)を売(う)っているのでしょう?
きらきら

谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)/文
吉田 六郎(よしだ ろくろう)/写真(しゃしん)
アリス館(かん)
宝石(ほうせき)のようなきれいな形(かたち)がたくさんあります。
これを見ると、どんな言葉(ことば)が浮(う)かんでくるでしょうか?
十二支(じゅうにし)のはじまり

岩崎 京子(いわさき きょうこ)/文
二俣 英五郎(ふたまた えいごろう)/画
教育画劇(きょういくがげき)
むかし、神様(かみさま)が動物達(どうぶつたち)にいいました。
「正月(しょうがつ)の朝(あさ)、御殿(ごてん)に来たものから12番(ばん)まで、
その年の大将(たいしょう)にする。」
これを聞(き)いて動物達は大騒(おおさわ)ぎ。
どうやって順番(じゅんばん)が決(き)まったのかがわかりますよ。
ネコのアリストテレス

ディック・キング=スミス/作
ボブ・グラハム/絵
石随(いしずい) じゅん/訳
評論社(ひょうろんしゃ)
子ねこのアリストテレスは、ねこには「九つの命(いのち)」があることを知(し)りませんでした。
ベラ・ドンナという不思議(ふしぎ)なおばあさんにもらわれていったアリストテレスですが、
好奇心(こうきしん)が強(つよ)くむこうみずなため、命がどんどん減(へ)ってしまいます。