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何度でも食べたい。あんこの本

  • タイトル:「何度でも食べたい。あんこの本
  • 責任表示:姜(かん)尚美(さんみ) 著
  • 出版社:京阪神エルマガジン社
  • 請求記号:588.3/カ
  • 資料コード:611349263

あなたはあんこが好きですか?それとも苦手ですか?
あんこが好きな方は、つぶあん派ですか?それともこしあん派ですか?
またあんこが苦手な方は、やはりあの甘さが苦手なのでしょうか?

この本は、あんこが苦手だった著者が取材でおとずれたお店であんこのおいしさに開眼し、あんこのおいしさを知らなかった日々を取りもどすがごとく、京都の街を出発点に訪ね歩いたあんこを知る旅の記録です。

また、紹介されているお店は和菓子屋さんにとどまらず、パン屋さん、小豆を扱う雑穀屋さんまでと幅広く、厳選された小豆や作り手の方のこだわりから生み出されるさまざまなあんこは、見ているだけでわくわくしてきます。

巻末には、あんこの栞と題されたあんこに関するさまざまなことが書かれており、あんこの歴史やあんこ偉人伝、しるこ/ぜんざい問題(違いはご存知ですか?)、またアンパンマンの中身は粒あんなのかこしあんなのかという話までぎっしりつまっています。

実は先日、この本に掲載されている『みつばち』というお店に行ってきました。
自称あんこ女の友人が、この本を読んで以前から行ってみたかったそうです。
豆かん、あんみつ、ぜんざい、もうどれもおいしそう、できることなら全部食べたい!!と、さんざん迷ったあげく、私は「白玉あんみつ抹茶アイスのせ」を注文しました。(あーもう一度食べたい!)
あんこは粒がしっかり残っていて食べ応えがあり、添えられたあんずは大きくてほどよいやわらかさ、寒天はぷりぷり食感、そしてなによりあんこ独特の甘ったるさがなく、あと味さっぱりでした。
実はこのお店の店主の方もあんこが苦手だったとか。苦手な人をも魅了してしまう「あんこ」、奥が深い食べ物です。

よもぎ餅の上にたっぷりのせられた艷やかなあんこの写真が表紙のこの本は、おそらくあんこ好きの方以外は手にとらない本かもしれませんが、ぜひあんこが苦手な方にもページをめくっていただけたらと思います。

また、あんこのエッセイを楽しみたいという方はこちらもご賞味あれ。

タイトル:「ずっしりあんこ
責任表示:杉田淳子、武藤正人 編
出版社:河出書房新社
請求記号:914.6/オ
資料コード:612134970