すてきな絵本・たのしい絵本3・4歳
3・4歳のこどもたちは、身も心も驚くほど成長します。また、友だちを求めて外へ行き、生活体験も広がる中で、言葉の力も著しく発達します。
想像力、好奇心もぐんぐん伸びて、空想の世界-物語の世界へはいりこんで行く時期です。
登場人物になりきって、物語絵本を十分に楽しめるこの時期、想像力を伸ばし、たくさんの楽しみを与えてくれる絵本を、心をこめて、くりかえし読んであげてください。また、読み聞かせによる親子のふれあいは、子どもたちの心を、優しく満たすことでしょう。
3・4歳のお子さんにおすすめの本(1冊から20冊)
あかいかさ

- ロバート・ブライト/さく
- ほるぷ出版
- 女の子が、あかいかさを持ってお散歩に行くと、雨が降ってきました。あらら、子犬が一匹「いれて」って…、猫も、にわとりもやってきました。どんどん大きくなったかさの中で、雨のうたをうたいましょう!
あめこんこん(ちいさいモモちゃんえほん)

- 松谷みよこ/文 武田美穂/絵
- 講談社
- まっかなかさとまっかなながぐつをかってもらったモモちゃん。すぐはいてみたいのに今日は良い天気。そこで、お庭であめふりごっこをすることにしました…。モモちゃんが活躍する「ちいさいモモちゃんえほん」シリーズの一冊目です。
いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう

- バージニア・リー・バートン/ぶん・え
- 福音館書店
- 小さな機関車ちゅうちゅうは、毎日、客車や貨車を引っ張って働いていました。ある日、ちゅうちゅうは、ひとりで走ったらどんなにすてきだろうと、「ちゅうちゅう しゅっしゅっしゅっ」と逃げだしました!大画面にコンテで描かれた絵は、躍動感にあふれ、子どもたちを引きつけます。
おおかみと七ひきのこやぎ

- グリム童話 フェルクス・ホフマン/え
- 福音館書店
- 留守番をしていた七ひきのこやぎたちは、かあさんやぎにばけた狼にだまされて、戸の鍵を開けてしまいます…。おなじみのグリム童話に、ホフマンがモダンで格調高い絵をつけました。
おおきなかぶ

- ロシア民話 佐藤忠良/画
- 福音館書店
- おじいさんが、かぶを植えたところ、とてつもなく大きなかぶができました。おじいさんがかぶをぬこうとしましたが、ぬけません。おばあさんをよんできて、孫をよんできて…それでもかぶはぬけません。「うんとこしょ どっこいしょ」の掛け声が、子どもたちは大好きです。
おだんごぱん

- ロシア民話 わきたかず/え
- 福音館書店
- おばあさんの焼いたおだんごぱん。すきを見て窓から逃げ出した。うさぎやおおかみに食べられそうになるが、歌をうたってたくみに逃げてしまう。ところが、きつねにだまされて…。ロシア民話を元にした素朴な味わいの絵本。
おばけのバーバパパ

- アネット=チソン と タラス=テイラー/さく
- 偕成社
- バーバパパは自由に体の形を変えられるおばけ。ひとりぼっちで、とても淋しかったバーバパパが、街の人気者になるまでのおはなしです。あかるいしゃれた絵と形の変わるおもしろさで、多くの子どもに愛され続けています。
おふろだいすき

- 松岡享子/作 林明子/絵
- 福音館書店
- ぼくがおふろに入っていたら、かめ、ふたごのペンギン・オットセイ・かば・そして、くじらと次から次に湯船から動物が出てきました!個性豊かな動物たちが活き活きと活躍します。お風呂がたのしみになりそうな一冊。
かさじぞう

- 瀬田貞二/再話 赤羽末吉/画
- 福音館書店
- 貧乏なじいさまが、笠を売って餅を買おうとまちへ行くが売れずに帰ってくる。途中、吹雪にさらされている六地蔵に笠をかぶせて帰ると…。おなじみの日本の民話を、素朴な語り口と情緒豊かな墨絵で楽しませてくれる絵本。
くまのコールテンくん

- ドン=フリーマン/さく
- 偕成社
- くまのコールテンくんは、デパートのおもちゃ売り場にいて、友だちが自分を家に連れていってくれるのを待っていましす。ある日、スボンのボタンが取れているのに気づき、夜のデパートの中を探しに出かけます。
ぐりとぐら

- なかがわりえこ/作 おおむらゆりこ/絵
- 福音館書店
- のねずみのぐりとぐらは、お料理することと食べることが大好き。ある日、ニひきは、森でおおきなおおきなたまごを見つけました!「ぐりとぐら」シリーズの第一作目。どのはなしも身近なテーマで人気があります。
3びきのくま

- トルストイ/ぶん バスネツォフ/え
- 福音館書店
- 森で迷子になった女の子がたどり着いたのは、三びきのくまの家。リズミカルな言葉の繰り返しや大中小の対比といった子どもが喜ぶ要素がつまった絵本です。ロシアの民族色豊かな絵が物語りを盛り上げます。
三びきのやぎのがらがらどん

- マーシャ・ブラウン/え
- 福音館書店
- 昔、三びきのやぎがいました。なまえはどれも、がらがらどん。山の草場でふとろうと山へ登っていきますが、途中の谷川には、おそろしいトロルが待ちうけていました。骨太なストーリーとダイナミックな絵が、子どもたちをひきつけます。
だるまちゃんとてんぐちゃん

- 加古里子/さく・え
- 福音館書店
- だるまちゃんは、てんぐちゃんのうちわを見て欲しくなってしまいました。おとうさんのだるまどんが、うちわを色々出してくれましたが、ぴったりくるものがありません。そこで、だるまちゃんは考えました。
ちいさなヒッポ

- マーシャ=ブラウン/さく
- 偕成社
- ヒッポは、おかあさんから一番大切なかばの言葉「グァオ」をならいました。そしてある日、ヒッポは恐いわにに出会いますが…。木目を活かした力強い版画で、生命力あふれるかばの親子の姿が描かれています。
ティッチ

- パット・ハッチンス/さく・え
- 福音館書店
- ティッチは、小さい男の子です。にいさんやねえさんより、ずっーと小さいのです。でも、ティッチの持っていた小さい種は、ぐんぐんおおきくなりました!簡潔な文章と明るい色調の絵が、末っ子の心理を見事に語っています。
てぶくろ

- ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ/絵
- 福音館書店
- 雪の森に落ちていたてぶくろ。動物たちが次々にやって来てはてぶくろの中へ。てぶくろは今にもはじけそう…。民族色豊かな絵とリズミカルな会話のくりかえしが楽しい絵本です。
どろんこハリー

- ジーン・ジオン/ぶん マーガレット・ブロイ・グレアム/え
- 福音館書店
- 犬のハリーは、おふろのはいるのが大嫌い。お湯を入れる音をきいて、急いで外へ逃げだしました。ところが、どろんこになって帰ってきたハリーに家に人は誰もハリーだと気がついてくれません。いたずらなハリーの行動が子どもたちに人気の絵本です。
とんとん とめてくださいな

- こいでたん/ぶん こいでやすこ/え
- 福音館書店
- 道に迷った三匹のねずみは、一軒の家にたどりつきました。「とんとん とめてくださいな」とドアをたたきますが、返事がありません。ベッドにもぐり込むと、次から次へと動物たちが訪ねてきます。家の主を想像するのも楽しい絵本です。
なにをたべてきたの?

- 岸田衿子/文 長野博一/絵
- 佼成出版社
- おなかがすいているぶたくんが、りんごをパクリ。するとおなかはりんご色。レモン、メロン、ぶどうと次々に食べ、最後にはせっけんをパクリ。食べるものによって変わっていく色の変化が楽しい絵本です。
3・4歳のお子さんにおすすめの本(20冊から36冊)
ニャーンといったのはだーれ

- ステーエフ/ぶん・え
- 偕成社
- 子犬が寝ていると、どこからか「ニャーン」という声がきこえました。まわりをみても誰もいません。庭に出て動物たちにたずねますが、声の主は見つかりません。子犬の様子がユーモラスに描かれた絵本です。
ねずみくんのチョッキ

- なかえよしお/さく 上野紀子/え
- ポプラ社
- おかあさんがあんでくれた赤いチョッキ。ねずみくんにぴったりです。でも、いろんなどうぶつがやってきて「ちょっときせてよ」。ねずみくんのチョッキはどうなってしまうのでしょう!?はらはらドキドキの一冊です。
のろまなローラー

- 小出正吾/さく 山本忠敬/え
- 福音館書店
- のろまなローラーが、おもいくるまをごろごろ転がしながら、でこぼこ道をなおしていると、トラック、乗用車、小型自動車が、ローラーをばかにしながら追い越していきます。でも、坂道の途中で3台の車はパンクしてしまい…。乗り物好きのお子さんにぴったりの絵本です。
はけたよ はけたよ

- かんざわとしこ/ぶん にしまきかやこ/え
- 偕成社
- たつくんはひとりでパンツがはけません。ある日、パンツをはかずに外へ飛びだし、動物たちに笑われます…。子どもの身近な生活を描き、子どもたちの共感をよぶ絵本です。
はじめてのおつかい

- 筒井頼子/さく 林明子/え
- 福音館書店
- 5歳になるみいちゃんは、はじめてひとりでおつかいに出かけます。やっとお店に着きますが、お店の人になかなか声がかけられません。ハラハラ、ドキドキするはじめての子どもの体験が、リアルに描かれています。
はらぺこあおむし

- エリック=カール/さく
- 偕成社
- 日曜日の朝、たまごからうまれたあおむしは、おなかがぺっこぺこ。月曜、火曜、水曜…あおむしは食べ続け、とうとう大きなあおむしになりました。そして…。あおむしの食べ抜けていった穴があいていたりといったしかけや、色鮮やかなコラージュの絵が、子どもたちをおおいに楽しませてくれます。
はなをくんくん

- ルース・クラウス/ぶん マーク・サイモント/え
- 福音館書店
- 雪深い森のなかで眠っていた動物たちが、目を覚まし、はなをくんくんさせながら駆けていきます。みんなはぴたりととまって、わらいだしました。そこには、黄色い花が一輪咲いていたのです…。やわらかいタッチの美しい絵と詩のような文で、春の喜びを語りかけてくる絵本です。
ブルドーザとなかまたち

- 山本忠敬/さく
- 福音館書店
- ブルドーザ、ドーザシャベル、ショベルドーザ、工事現場で働くブルドーザの仲間がたくさん紹介されています。乗り物好きの子に最適です。
ぶん ぶん ぶるるん

- バイロン・バートン/さく
- ほるぷ出版
- みつばちちくりとおうしをさした。そのひとさしが、次から次へとやつあたり。いつのまにか、また、みつばちがおうしをさすはめになりますが…。明るい色彩のユーモラスなおはなしです。
ぼくのくれよん

- 長新太/おはなし・え
- 講談社
- ぞうくんの大きなくれよん。あおいくれよんでびゅーびゅーかくと、かえるが池だと思って飛びこんだ。あかいくれよんでびゅーびゅーかくと、動物たちは火事だと思って逃げ出した。明るくダイナミックな絵は、子どもの心を解放してくれます。
ぼくパトカーにのったんだ

- わたなべしげお/さく おおともやすお/え
- あかね書房
- くまたくんは、三輪車にのって買い物にでかけたお母さんを迎えに行きました。お母さんが帰ってくると、くまたくんがいません。すると、パトカーに乗せられて、くまたくんがかえってきました!くまたくんのシリーズの一冊。
みんなうんち

- 五味太郎/さく
- 福音館書店
- 多くの動物を登場させて、うんちの種類やしかたを描いています。そして「いきものはたべるから みんなうんちをするんだね」と結びます。親しみやすい科学の絵本です。
めっきらもっきら どおん どん

- 長谷川摂子/作 ふりやなな/画
- 福音館書店
- めちゃくちゃにとなえたうたが、かんたを不思議な世界に連れて行った。そこには三人の妖怪が「あそんでよう」と待っていた。思わず声に出して唱えたくなる語感と楽しげな異世界が、子どもたちに大人気です。
もこ もこもこ

- たにかわしゅんたろう/さく もとながさだまさ/え
- 文研出版
- 言葉の響きと明るく抽象的な絵が調和して、不思議な世界を創りだしています。子どもの心の奥深いところに訴える力を持った絵本です。感性のみずみずしい子ども時代に出会わせたい一冊。
もりのなか

- マリー・ホール・エッツ/ぶん・え
- 福音館書店
- 小さな男の子が森へ散歩に行き、出会った動物たちと遊びます。一人遊びをする幼い子どもの空想の世界を黒のコンテ一色で、みごとに描きだしています。お父さんのお迎えで、現実に戻る結末も安心感があります。
わたしのワンピース

- にしまきかやこ/えとぶん
- こぐま社
- 空から降ってきたまっ白な布で作ったワンピースをきて、うさぎは散歩に出かけました。「ラララン ロロロン」花畑に来ると花模様、雨が降ると水玉模様と、ワンピースの模様が次々にかわる楽しい絵本です。