タイトル:『クリスマス・キャロル』
著者:チャールズ・ディケンズ
資料コード:610251270
請求記号:V933.6/デ
資料詳細はこちら
クリスマスの話をするのは、まだ少し早いかもしれませんが、
大好きな物語なのでご紹介させていただきます。
金の亡者である主人公スクルージはクリスマス・イブの夜も、
いつも通りの日常を送ります。
クリスマスなんて何とも思っていないのですよね。
共同経営者だったマーレイは亡くなっていますが生前の悪い行いのせいで
死後は鎖に繋がれ悲惨な状態に。
マーレイはスクルージには自分のようになって欲しくないと、
「まだ間に合う」と言ってクリスマスの霊を呼び出します。
過去の霊
現在の霊
未来の霊
スクルージは3人の霊からそれぞれの時代の自分を見せてもらう、
という不思議な体験をします。
自分の行いを客観的に見ることで、
また甥や、幼いティムの言動によって、
スクルージは改心していき、そしてクリスマスの朝、
スクルージは愛と優しさに溢れた人間に生まれ変わります。
それぞれの場面でのスクルージの気づき、心の変化がわかります。
読み終わった時には、読者の心も洗われ、清々しい気持ちにさせてくれます。
中央図書館では、一般の他、YA(ヤングアダルト)ではナビ付きの洋書、
児童では、小説も絵本もあり、たくさん所蔵しています。
大人が読んでも子供が読んでも充分楽しめる物語です。
クリスマスを前にご家族揃って読んでみてはいかがでしょうか?
映像資料もありますよ!