我が家に新しい冷蔵庫がやってきました。
今まで使っていたのは、初めて一人暮らしをする時母に買ってもらった、
100リットルちょっとしか入らない小さくて白い冷蔵庫。
時々調子がよくないのと、サイズが不便になってきたので、
買い替えることにしました。
電気屋さんで新しいものを選ぶ時は楽しくて、早く配送日が来ないかなと
わくわくしましたが、その日が近づいてくると、少し寂しくなってきます。
よく知らないメーカーのオシャレでも何でもない冷蔵庫でも、
長年使えば愛着も湧くものです。
一人暮らしを始める時、入居日と家電諸々の配送日が合わず、
冷蔵庫も洗濯機もテレビも無い一週間を過ごしたこと
(炊飯器はあったので食事はふりかけごはんでした)。
実家から送られてきた食材で冷蔵庫がパンパンになったこと。
料理スキルを身につけず家を出たけれど、探り探り作る料理が
楽しかったこと。
自炊に飽きた頃、久しぶりに冷蔵庫を開けたらものすごい臭いがして、
ビニール袋の中でニラが水に変わっていたこと
(ニラを買ったらすぐ使い切ろうと決めました)。
旅行に行く度、自分用のお土産にご当地マグネットを買い、
冷蔵庫に貼り付けて増やしていくのが楽しかったこと。
当日、中の食材を出し、掃除をして、新しい冷蔵庫が届くのを待ちながら、
学生時代を思い出しました。
あの時買ってもらった家電も、引っ越しをする度に少しずつ減っていき、
冷蔵庫が世代交代した今、残るは炊飯器と電子レンジだけになりました。
少しずつガタがきてはいますが、もう少し頑張ってもらおうと思います。