なるべくお出かけを控え、ほぼ職場と自宅近隣で生活する毎日です。
そのような生活の中で目新しかったことはといえば、
久しぶりにCDを買ったことでしょうか。
阿川佐和子さんのエッセイの中に、執筆中に流すBGMのお話がありました。
以前は、カラヤンのアダージョをBGMにされていたとか。
今は、ジャズの曲がお気に入りになったそうですが、そちらではなく、
以前のBGMカラヤンの「アダージョ」を聴きたい!と思ったのです。
カラヤンのアダージョは、DX、Ⅱ、Ⅲとありました。
出版はかなり前らしく、アダージョⅡの新品は手に入りませんでしたが、
なんとか3セット購入しました。
これら阿川さんお気に入りだったBGMは、確かに、
今していることのじゃまにならず、かつ心地よい曲ばかりでした。
あまりの心地よさに、本に集中していたはずが、
いつの間にか意識が飛び、ピーッという電子音に慌ててキッチンへ。
スープは絶妙に焦げ付く寸前で水分が飛び、具が残るだけになっていた
ということもありました。
余談ですが、電子音はふしぎですね。
音量はさほどではないのによく耳に届きます。
最近の家電はどれも電子音でお知らせしてくれるので、
どの家電が呼んでいるのかあちこちさまようことがあります。
さて、音楽の流行にうとい我が家ですが、
実はミリオンセラーのCDも買いました。
家族に「このCDはミリオンセラーなんですって!」と話したところ、
「ウチが買ったくらいだからな」と言われました。
一方、家族は職場の人に驚かれたそうです。「CD買うんですか?」と。
それを聞いた時、私は??だったのですが、
今は好きな曲をダウンロードする、アルバムもCDではなく
MP3のデータを買うことができるとのこと。
ミリオンセラーのアルバムも、我が家のようにアンプと
CDプレーヤとスピーカーがあり、そんなもので聞く人は少ないのですね。
ご紹介したCDですが、1枚は古いため、もう1枚は新しすぎるため
ということで、いずれも図書館に所蔵がなく、すみません。
阿川さんの新しいジャズのBGMも聴いてみたいと思いました。
もう一度本を読んで、タイトルを忘れてしまった、そのCDも
買ってみたいと思います。