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2018/05/21

『映像の現代4 遊戯』

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

書名:『映像の現代4 遊戯』
著者:深瀬昌久
出版社:中央公論社
請求記号:748/ワ
中央図書館資料コード:110897134

写真家・深瀬昌久氏の1960年代の作品を収録した写真集です。

時代を反映したような硬派なモノクロで、
ユーモアと怖さが共存しているかのような作品群は、
一読すると、ぐったりしてしまうほどです。

でもそこに、何とも言えないあたたかさを感じるのは、
きっと氏の身近な人を被写体にしているからでしょう。

深瀬氏は、1934年に生まれ2012年に亡くなりましたが、
写真家としての活動期間は1990年代で止まっています。
それは、泥酔して飲み屋の階段から転落し、重傷を負ってしまったからです。


そのこともあり、一部では伝説化されていた氏。
しかし、近年再注目がされています。

この春開催された国際フォト・フェスティバル
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」では、
国内では没後初の回顧展が開かれました。

今では原書に触れることが貴重な、氏の作品たち。
中央図書館の書庫にございます。紫色の鮮烈な装丁にも、
息を飲むこと間違いなしです。(私はそうでした!)

なお、この写真集は、1970年代に中央公論社から発行された
全10巻からなる写真集「映像の現代」シリーズの一つです。

中央図書館にはなんと全巻所蔵しております。
このシリーズを閲覧しに来館するだけでも、
きっとその日は忘れられない一日になることと思います。おすすめします。

【『映像の現代』シリーズ・リスト】
映像の現代1:『王国』(奈良原一高)
映像の現代2:『Girl』(立木義浩)
映像の現代3:『童暦』(植田正治)
映像の現代4:『遊戯』(深瀬昌久)
映像の現代5:『戦後派』(東松照明)
映像の現代6:『現代語感』(富山治夫)
映像の現代7:『おんな』(佐藤明)
映像の現代8:『都市』(石元泰博)
映像の現代9:『射』(横須賀功光)
映像の現代10:『狩人』(森山大道)


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