新生活が始まった方も多い事でしょう。
4月も半ばを過ぎ、少しずつ新しい環境に慣れてきた頃でしょうか?桜も葉桜となり、これからの緑濃い季節もまた、楽しみの一つです。夏の暑さの前に短期間でも、青葉を見て、深呼吸をして、気持ちを落ち着けたいと思います。
昨年、3か所で新しい人達と出会いました。
その出会いを楽しんでいますが、初対面の人からの返答に窮する質問が“趣味は何?”です。
“趣味”のイメージとして、大好きな事を寸暇を惜しんでとことん追求し没頭している、という感じ。悲しいことに、答えは“特にありません”です。そのあと、会話が続く訳もなく…….。
ある人からは“趣味がないの?”とビックリされて、あぁー、趣味がないといけないのかしら?と落ち込む私。趣味を探す?趣味を見つける?どうやって?趣味とは?
そこで改めて「趣味」の意味を辞典で調べてみました。
大辞林には、
「専門としてではなく、楽しみにすること。余技。ホビー。」
とありました。
なーんだ、固く考えなくても良かったんだ、楽しみにしている事、空いている時間に何をしているか、くらいの気持ちで答えて良かったんだ、と少し気持ちが楽になりました。ただ、余技は「専門以外の技能」という意味なので、今までこちらの意味にとらわれていたのだなぁ、と思います。
深い知識がなくても、たまにしかしないことでも、これからは、“趣味は何?”と聞かれたら、“好きなことは何?”と聞かれたつもりで答えようと思います。
活字を読むこと、人とのおしゃべり、食べ歩き、田舎料理を作ること、旅行、等々…。(でもやはり、趣味とは言い難く、好きな事ならと前置きをして。)
ですが、せっかく知の宝庫「図書館」にいるので、何か興味を持てそうなものを気長に探そうと思います。
○ガーデニングや剪定 の前に草むしりをしなくては、
○お料理 の前にコンロ周りのお掃除をしなくては、
○スポーツ の前に、少しでも体力増強しなくては、
○和楽器 の前に、和楽器に詳しい叔母に相談してみよう、
○麻雀、囲碁、将棋、 どれにしようかしら?
自分に合うことを探すのも楽しそうですが、その前にすることが沢山あって、しばらくは時間をつぶせそうです。