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2019/01/12

稲城をディープに探訪

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

何となく
今年はよい事 あるごとし
元旦の朝 晴れて風無し

     石川啄木/著 「一握の砂」より

明けましておめでとうございます。

今年のお正月は澄み切った青空が広がり、とても穏やかでしたね。
元号が変わる、新しい時代に入ることの一抹の不安も
陽の光が温かくすべてを包んでくれるように思えました。

ふと、思い出した一歌。
啄木もこんな光に満ちた正月を迎えたのでしょうか。

一年の計は元旦にあり。

今年ぜひやっておきたいことがいくつかあります。

そのうちの一つが「稲城の文化財を見に行く」です。

きっかけとなったのは、年末に城山体験学習館ギャラリー行われていた
「語り継ぐ稲城の誇る教育者 窪全亮と奚疑塾」の特別展示に
感銘をうけたこと、また、昨年の夏「妙見尊の蛇より行事」を
見に行った図書館スタッフの感想が、「実際に見ないなんて
もったいなさすぎる!!」だったことです。

稲城にはいくつかの文化財があります。

・江戸の四つの里神楽のうちの一つで、国の重要無形民俗文化財の
「江戸の里神楽」【8月25日、矢野口の穴澤天神社例大祭にて】

・東京都の無形文化財の「妙見尊の蛇より行事」
【8月7日、百村の妙見尊にて】

・稲城市の指定無形民俗文化財の「青渭神社獅子舞」
【10月6日に東長沼の青渭神社例大祭にて】

・「穴澤天神獅子舞」【8月25日、矢野口の穴澤天神例大祭にて】

・平成30年10月に稲城市指定文化財に指定された
「窪家奚疑塾関連資料223点」「清水家奚疑塾関連資料86点」
【一部はふれんど平尾の郷土資料室にて展示】



残念ながら、どれも耳馴染みはあるものの、実際に目にしたことはなく、
文化財に指定されるくらいの伝統ある行事を見ていないなんて!

ましてや、「稲城」の名付け親であり、明治13年に私塾を開設し
稲城内外から730名あまりの卒業生を輩出した窪全亮の足跡を
知らないなんて!まさに、もったいない!!


まずは、散歩がてら青渭神社と奚疑塾があった八坂神社周辺を
歩いてみることから始めようと思います。

いつもは車で通り過ぎる鶴川街道も違った景色で見えてくることでしょう。


18:40