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2017/01/31

お年玉ってなあに?

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

新年を迎え、我が家でも久しぶりに親戚・家族が集まりました。
2月で90歳を迎える父、80歳の母を筆頭に、4世代、12人が集まって和やかなお正月を過ごし、健康のありがたさを感じました。

さて、お正月といえば、お年玉ということで、
「はい、おとしだま」と4歳の孫に声をかけると
「おとしだまってなあに?」と質問されました。
「お正月に小さい子どもにあげるものよ。」
と答えて、その場はおさまりましたが、気になったので後日、調べてみました。

広辞苑には、「新年のお祝いの贈物。現在では主に子供や使用人などに贈る金品をいう。」と書かれていましたが、お年玉の由来まで知りたかったので、調べてみることにしました。

インターネットの語源由来辞典(http://gogen-allguide.com/o/otoshidama.html)にも記載があるようですが、『世界大百科事典 第20巻』 平凡社 編  2005年改訂版(中央図書館所蔵コード:610391530)によると、「正月に子どもらに与えるこづかい(お年玉)をいうが、かつては新年を祝ってする贈物全般を指した。年初に贈物をする習慣は、室町末にはすでに公家の間でも盛んで種々の品が用いられたが、近世になると武士は太刀、商人は扇子、医者は丸薬などとそれぞれの品が特定化した。年玉は歳暮とは逆に目上など上位の者から贈られるのが特徴で、語源を年の賜物とする説もある。ただ単なる下賜の品ではなく、年神からの賜物とする民俗学的解釈が有力である。」とありました。お年玉という風習は遙か昔からあったようですね。

お正月の行事として、門松を立てたり、鏡餅を供えたりすることは、なかなか行われなくなってきましたが、「お年玉」だけは、きっとこれからもずっと続いていくことでしょう。

来年は、孫にちゃんと説明してあげられそうです。
今年も元気に過ごせますように…。 


17:05