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*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

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2020/12/22

『やさしい本泥棒』

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
タイトル:『やさしい本泥棒』
監督:ブライアン・パーシヴァル
原作:マーク―ス・ズーサック
出演:ジェフリー・ラッシュ/エミリー・ワトソン/ソフィー・ネリッセ
資料コード:630209425
請求記号:D7BF/ヤ
(ご予約はこちらからどうぞ

「最悪の状況下でも、人間の心は支えがあると強く生きていける」
人間の強さを肯定してくれる作品に出会えると、希望の灯りがポッと灯り、
明日からの活力になることはありませんか?

この映画はナチス支配下のドイツが舞台で、里子に出された
読み書きのできない一人の少女が本を通じて知識だけではなく
勇気と希望を与えられ、信念を持って生きていく様を描いています。

物語の始まりは一面の雪。雪上を走っていく汽車のシーン。
そして共に里子に出される予定であった弟の埋葬。
希望のかけらもない極寒の雪の中、一冊の本を拾う少女。

ヒトラー政権の暗い状況下、里子先の義母には冷たくあたられるが、
温かく受け入れてくれる義父との交流が主人公であるリーゼルの救いとなる。

そんな義父(ジェフリー・ラッシュ)の存在と1冊の本。
それが彼女にとっては最初の心の拠り所。

義父に文字を教えてもらい、世界を広げていくリーゼル。
そしてナチスの焚書から本を一冊持ち帰ってしまう。
やがて、ユダヤ人であるマックスを自宅に匿うことになり…

この作品はナチス支配下のドイツが舞台で、取り巻く環境は
とてもつらく暗いのだが、リーゼルの周辺の人間たちの心の強さによって、
もの暗くなりすぎずに物語はすすんでいくので
ホロコースト関連の作品の中でも比較的見やすい映画になっている。

そして特徴としてナレーションが「死神」であるということ。
この「死神」が人々の命を奪っていくクライマックスのシーンは
涙なくしては見られない。

【原作】
タイトル:本泥棒
著者:マーク―ス・ズーサック
資料番号:61107608
請求記号:933.7/ズ
05:30