昨日は仕事の後、お花のお稽古でした。
自宅近くにお教室があり、仕事が終わってからでもお稽古してくださるので、
かれこれ10年以上続いています。
恥ずかしながら、子どものころからお稽古ごとで10年以上続いたものは
このお花だけです。
お教室が自宅至近というのが大きいですが、お花を生ける時間は
無心になれるところがいいなと思っています。
10年たっても生け終わるまでに1時間くらいはかかってしまうのですが、
この小1時間は何も考えずお花と向き合っています。
生きているお花をさわり、無心になる時間。気持が落ち着きます。
なんとか自分で生け終わり、先生に見ていただくのですが、
はじめの頃は全部抜いて初めから生け直されておりました。
最近はそれはなくなりましたが、先生に手直しいただくと、
あぁ…とため息が出るほど凛とした姿にかわります。
先生は今でも京都までお勉強に行かれています。
「道」とつくお稽古に終わりはないようです。
私も細く長くお稽古を続けていこうと思っています。
昨日は初めての“小さい花器を使った自由花”のお稽古でした。
花材は、フトイ・デンファレ・リンドウ・タマシダです。