書名:「お菓子の包み紙」
著者:甲斐みのり
出版社:グラフィック社
請求記号:588.3/カ
中央図書館資料コード:61194704-7
いただいたお菓子をくるんでいた包装紙を、本のカバーにしたくて母に貰い、
折り目を丁寧に手で伸ばして、次についているセロテープをはがそうとしたら、紙が破れてしまった。
というのは、お菓子の包み紙の私の残念な思い出です。
「お菓子の包み紙」は著者の甲斐みのりさんが20年かけて集めたコレクションの中から、
選び抜いた約200点の包装紙や箱などが収録された本です。
私が子供の頃(という事はずーっと昔)から変わらずにあるものや、
有名な作家のデザインしたものだと初めて知ってびっくりしたものなど、眺めているだけで楽しいです。
著者には、包み紙を集める際のルールがあるそうです。
それは、包み紙だけをもらうのではなく、
必ずお菓子を買って包んでもらったものをコレクションする、というものです。
一本通った包み紙への愛が素敵です。
お店への礼儀もですが、包み紙と共に、お菓子の味も思い出すことができますね。