タイトル:『ジブリの風景〜宮崎作品と出会うヨーロッパの旅』
出演:夏川 結衣・杉本 哲太
発売元:ウォルト ディズニー
資料コード:630160638
請求記号:D230/ジ
スタジオジブリの作品には、印象的な街並みが出てきます。
宮崎駿監督は、どれも架空の街とおっしゃっていますが、
それぞれイメージの源になった街が実在しています。
実際に宮崎監督が行ってイメージを膨らませた場所に、
映画のスタッフがロケハンに行っていて、
街並みへのこだわりも感じられます。
この作品では、ヨーロッパの街をイメージした、
「魔女の宅急便」
「ハウルの動く城」
の源になった街で絵コンテを片手に出演者が旅をして、
画面を通して映画の中へ入り込んだような気分になれます。
まず、魔女の宅急便のコリコの街は、
スウェーデン・ストックホルムとビスビーの街。
石畳の路地や時計塔、かわいい吊り看板や街灯、そして
キキがトンネルをくぐろうとしてバスとぶつかりそうになった、
石造の橋など本当にコリコの街にそっくりです。
また、世界最古の野外博物館“スカンセン”では、街並みだけでなく、
キキが下宿するパン屋の作業場にそっくりのパン屋さんが実在しています。
昔の製法をそのまま再現していて驚きました。
ハウルの動く城のソフィーが暮らす街は、
フランス・アルザス地方・コルマールの街。
コロンバージュと呼ばれる、ドイツ文化の影響を受けた建築様式の
木骨組みを使った建物が立ち並び、ソフィーの帽子屋が出てきそうな街並み。
ハウルとソフィーが降りたったバルコニーや
ソフィーの帽子屋の中庭にそっくりな場所までありました。
全編85分ですが、ファンにはあっという間の時間です。
海外旅行はまだまだ行けそうもない今、
映像で聖地巡礼はいかがでしょうか?
日本バージョンもありますよ!
<参考資料>
タイトル:ジブリの風景〜宮崎作品が描いた日本〜
出演:鶴田 真由
発売元:ウォルト ディズニー
資料コード:630170222
請求記号:D291/ジ