12月図書館映画会のお知らせ
12/4(土)「その街の子ども 劇場版」
首都圏でも直下型の震災がいつ起きてもおかしくないといわれている今、改めて神戸の阪神淡路大震災を取り上げた作品のご紹介です
阪神淡路大震災から間もなく27年目に入ろうとしていますが、東日本大震災同様、今もなおその記憶は鮮明なのではないでしょうか。
「その街のこども」は最初NHKでドラマとして放送された後、反響が大きかったため、カットされた映像を追加して、劇場版として各地で公開された作品です。ドキュメンタリーともドラマとも異なる新たな映像で描かれています。
*「第36回放送文化基金賞」受賞
12月3日から9日までは障害者週間です。これは障害者福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としています。そこで、今回は視覚障害者用の音声ガイド付きで上映します(音声ガイドとは画面の風景や登場人物の動きなどを音声で解説したもの)。
日時|12月4日(土) 午後2時~(上映時間 83分)
会場|午後1時45分~
場所|城山体験学習館 視聴覚室(定員20名)
上映作品:『その街の子ども 劇場版』
発売元:トランスフォーマー
監 督|井上 剛
脚 本|渡辺 あや
出 演|森山 未来 佐藤 江梨子他
<あらすじ>
1995 年1月17日午前5時46分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った。
偶然出会ったふたりの想いが、夜の街にあふれ出す ――。
こどもの頃に震災を体験し、いまは東京で暮らす勇治と美夏。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。震災が残した心の傷に向き合うため、今年こそ「追悼のつどい」に参加すると心に決めていた美夏に対し、出張の途中に“なんとなく”神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。全く異なる震災体験をしたふたりの間には、大きな溝が広がっているように見えた。しかし、“ある場所”に差し掛かったとき、美夏は勇治が長年抱え込んできた過去を垣間見ることになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかったふたりの想いが、不器用にあふれ出そうとしていた。
12/22(水) 「チャーリーとチョコレート工場」
この映画の原作はロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』です。
今回上映するのは2005年のティム・バートン監督によるものですが、1971年にも一度映画化され2013年にはブロードウェイミュージカルにもなっています。ティム・バートン監督ならではの映像美もさることながら、原作のテーマでもある「家族愛」もしっかり描かれています。クリスマス目前の上映会にふさわしい作品と思われます。
日時|12月22日(水) 午後2時~(上映時間 115分)
会場|午後1時45分~
場所|城山体験学習館 視聴覚室(定員20名)
上映作品:『チャーリーとチョコレート工場』(2005年公開)
発売元:ワーナー
監 督|ティム・バートン
出 演|ジョニー・デップ
<あらすじ>
世界中で大人気のウィリー・ウォンカ製のお菓子。しかし、その工場の中は完全非公開であった。ある日、ウォンカは「生産するチョコレートの中に5枚だけ金色のチケットを同封し、それを引き当てた子供は家族を一人同伴で工場を見学する権利が与えられ、さらにそのうちの一人には想像を絶する素晴らしい副賞がつく」という告知を出した。世界中がチケット争奪で大騒ぎとなる。