タイトル:『不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち』
著者:五百田 達成
資料コード:611917253(中央)・550041927(iプラザ)
請求記号:141.9/イ
(ご予約はこちらからどうぞ)この本では、人の性格は家族間の立ち位置で決まるという前提のもと、
性格や相性の分析をしています。血液型などと同じように、
ステレオタイプ的なものだとは思いながらも、
「きょうだい型」というのは新しいなぁと興味を持ちました。
お決まりの「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい。」とか、
そういう教育によってそうなっていく感覚はなんとなく、
もとからあるのですが、それをしっかり分析して、
きっちり「長子」「中間子」「末子」「一人っ子」の
4つのパターンに分け切っていることに関心を持ちました。
読んでみると、とにかく面白い!この本のいいところは、
あまり小難しい文章ではなく、読みやすいこと。
その上で、長子は「きまじめな王様」、末子は「したたかなアイドル」だとか、
説明の仕方がユーモアがあって面白いのだからありがたい。
内容としては、それぞれの特徴や行動パターンを、
項目分けして紹介しているのですが、有名なキャラクターや
著名人を使って紹介している部分はおすすめです。
3人兄弟の私にとっては、兄弟あるあるのような感覚で読めました。
占いや心理テストが好きな人には好まれる本かと思いますし、
個人的には自己分析の参考にもおすすめしたい一冊です。