最近、1歳になる友人の子どもがかわいくて仕方なく、
会うたびにかまい倒しています。
そんな時に、ふと昔は赤ちゃんの相手など
怖くて仕方なかったことを思い出しました。
私には従兄弟(いとこ)がたくさんいますが、
年上ばかりでした。
特に、父は8人兄弟の末っ子で、
私は父方の孫では17番目位の子どもで、
弟が最年少でした。
正直多過ぎて、何人か会ったことが
あるかないかも曖昧な人もいます。
また、従兄(いとこ)だと思っていた2つ上の子どもが
ある日、従姉(いとこ)の子どもだったと発覚した、
私の中では衝撃的な事件もありました。
そんな環境で、最年少として
親戚連中に猫可愛がりされてきたので、
年上のお兄さん・お姉さんに遊んでもらったり、
連れ回されたりするのには慣れていましたが、
逆に小さい子どもの面倒を見ることのなかった私は、
小学校の高学年頃になって従兄の子どもが増えるたびに、
どう接していいか内心ドキドキしていたのを覚えています。
抱っこするのも怖いけれど、
親戚たちは両親含め子どもには慣れたもの。
「抱っこしてみろ」と周りに笑われては拒否できず、
見栄を張って平気な振りをして抱っこしてましたが、
内心「落としたらどうしよう…」、
「泣かせたらどうしよう…」と、
不安でいっぱいだったのを覚えています。
(私は、ほっぺぷにぷにするだけで幸せだったのに!)
結局、私が安心して下の子どもたちを
自分からかまえるようになるのは、
相手がある程度おしゃべりして
走り回るようなサイズになってからでした。
なんとなく、そこまでくれば頑丈な気がしたのでしょう。
まぁ、それも下の子どもたちが10人を超えて、
気づけば中学生や高校生となった
現在では流石に慣れましたが…
今では、赤ちゃんを是非とも抱っこしたい派です。
しかし、人に可愛がられた記憶は
なんとなく残るようで、
自分が赤ちゃんや子どもと接する時のやり方は、
従兄弟たちと同じだなぁ…と感じています。
血の繋がりだけじゃなく、
そうした接し方も遺伝すると思うと
親戚って不思議です。
家族ほど一緒にいないのに
似てくるわけですからね。
そして、それが私から下の子どもたちにも
遺伝していくのかと思うと少し面白いですし、
今まで接してきた子どもたちの今後が、
より楽しみだと思う今日この頃です。