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2019/11/20

『図書館戦争』

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

タイトル:図書館戦争
著者:有川浩
請求記号:913.6/ア
資料コード:610882144

私は、学生の頃から姉に本を薦められることが多かった。
姉が読んでいて「面白い!」と思った本を私に薦めてきて、それを私が読む…。


もちろん、それぞれ好みがあり、
読んでいて面白くないと感じるものもあったが、
だいたい私も「面白い!」と思えるものが多かった。
そして、この本も面白かった本の1つである。


有川浩さんの人気シリーズであり、
漫画家、アニメ化、実写映画化もされ、
ファンも多い、この作品。


舞台は、元号が「昭和」から「正化」に変わった架空の日本。
公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するための
「メディア良化法」の制定により、メディア良化隊による検閲が始まった。


その弾圧に対抗した図書館は本の自由を守るべく、
自主防衛のために図書隊を設立し、良化特務機関との永きに渡る
抗争に突入していくことになる。


『図書館戦争』は、メディアの自由を巡る人々の戦いを通しながら、
一隊員の成長と恋愛を描く物語のはじまりの1冊。


ただ、私はこの1作目しか読んでいないので、
姉からしたら、それが不満なのである。


姉いわく、図書館戦争はシリーズで読んでこそ意味があり、
シリーズ4冊+『別冊*図書館戦争 1』まで読んで完成なのである。


しかし、『別冊*図書館戦争 1』は甘すぎるほどの恋愛小説なので、
恋愛小説が苦手な人は読まなくてもいい。(百歩譲って…)
でも、そうでなければ、シリーズ4冊を経て、
変わっていった人間関係を見て欲しい。


そして、余力があれば、『別冊*図書館戦争 2』を読んでほしい。
しかし、『レインツリーの国』も含めて
姉の中では図書館戦争シリーズであるため、
やっぱり7冊読んでほしいと熱く語ってくれた。
(私は、半分以上聞き流していたが…)


寒くなってきたこの時期、皆さんも暖かい部屋で
シリーズ本の読破してみてはいかがですか?


【シリーズ本・関連本の紹介】
・『図書館内乱』 請求記号:913.6/ア 資料コード:112203303


・『図書館危機』 請求記号:913.6/ア 資料コード:610937556


・『図書館革命』 請求記号:913.6/ア 資料コード:611092240


・『別冊*図書館戦争 1』 請求記号:913.6/ア 資料コード:610882144


・『別冊*図書館戦争 2』 請求記号:913.6/ア 資料コード:611191936


・『レインツリーの国』 請求記号:913.6/ア 資料コード:610893273


【DVDの紹介】
・『図書館戦争』
 監督:佐藤 信介 出演:岡田 准一, 榮倉 奈々 他
 請求記号:D7AC/ト 資料コード:630199632


・『図書館戦争/THE LAST MISSION』
 請求記号:D7AC/ト 資料コード:630219600


・『図書館戦争/BOOK OF MEMORIES〔テレビ版〕』
 請求記号:D7AC/ト 資料コード:630216985


・『レインツリーの国』
 監督:三宅 喜重 出演:玉森 裕太, 西内 まりや 他
 請求記号:D7AF/レ 資料コード:630303454


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