最近子供が『かいけつゾロリ』シリーズに夢中になっていて、
よく本を借りてきます。
つい先日、「お母さん一緒に読もう」と借りてきたのは、
『かいけつゾロリのチョコレートじょう』。
あれ?何だか題名と表紙の絵に妙に懐かしさをおぼえました。
実は自分が小学生だった頃、母親に買ってもらった本でした。
記憶している限り、初めて自分から欲しいとお願いして
買ってもらった本だったので、すごく印象に残っていたのだと思います。
子供と一緒に読み進めていくうちに、昔自分がワクワクしながら
読んだストーリー展開や好きでいつも眺めていたページなどが
一気にフラッシュバックしてきて、思わずにやけながら童心に
かえって子供との読書を楽しみました。
『かいけつゾロリシリーズ』は図書館でも人気のある児童書で、
本棚に出ている本が一冊もないことも少なくありません。
自分が幼い頃に夢中でよんだ本が自分の子供の世代になっても、
今もなお人気が衰えることなく、たくさんの子供達を夢中にさせている。
そして、何十年もの間、面白いお話を次々と生み出し続けている
作者の原ゆたかさん、すごいですね!
ときには、自分が子供の頃大好きだった本を図書館で見つけて
子供と一緒に読み返してみるのも、いいものです。
きっと、その頃の自分の記憶が一緒に蘇えってきて、
ほっこりした気分になれますよ。
参考図書:『かいけつゾロリのチョコレートじょう』(原ゆたか/著)
(資料コード611653100)