最近、長く応援しているアーティストのライブに行って来ました。
変わることない伸びのある歌声とパワフルな演奏を楽しみました。
照明とスクリーンに映し出される映像とのコラボも素敵でしたが、
衝撃を受ける出来事が!
照明のライト本体が上下して動いたのです!
まるで「未知との遭遇」の降りてきたUFOの様にビームを出しながら、
沢山のUFOたちが上下し始めました。
衝撃とともに学生時代の思い出が蘇ってきました。
随分経ちましたが、その頃、放送委員会となるものに所属し、
学園祭やバンドのコンサートの照明を請け負っていました。
何故、大学の委員会に本格的な機材が揃っているのか謎でしたが、
工事現場ほ足場のようなものに、重いライトやコードを持ち上げ、
図面どおりにつり込んでいく。終わるとライトを当てて、
どこに光を当てるか脚立に登り調整する。
ほとんど徹夜作業でした。
本場も感性で調光卓を操ってライトを煽り、会場を盛り上げる。
全て大変でしたが、できあがって作りだす空間は魅力的でした。
そんな時代からやがて方向が無線で変えられるライトがあらわれ、
楽になるなーと思っているうちに、色もライトの光も変えれるものに
進化していきました。操作もプログラムを組んで制御。
ライト本体ほ数は少なくてすむようにはなったと思うけど、
つり込んだ場所からは動かないから、手間はかかるよねと思っていました。
しかしついに、ライト本体が上下するように!ここまできたかと!!
驚きでした。
あの苦労は全く無くなるんだな~と思うと、
あれはあれで楽しかったんだよと負け惜しみ。
あの頃は、あまりの大変さに男の世界で
プロの照明会社に就職して行く先輩を羨ましく思っていました。
今では女性も活躍出来る場所となりましたが。
些細なことで大きな衝撃を受けた出来事でした。