タイトル:『トッカータとフーガ バッハオルガン作品集Ⅱ』
演奏者:塚谷水無子
請求記号:C7CQ/ト
資料コード:530034729
オルガンの音色を聞いたことがありますか?
一音一音の余韻、音が幾重にも重なりあう重厚な響きが特徴的です。
私はオルガンの音色を聴くと、気持ちが落ち着くような気がします。
このCDの楽曲が録音されたのは、オランダのアルクマールにある聖ローレンス教会。
そのアムステルダムの北西に位置する聖ローレンス教会のパイプオルガンは、
17~18世紀はオランダ黄金時代とよばれた時代に潤沢な資金を費やして作られたそうです。
2013年に2度目の大修復がされたということですから、
これから100年以上修復は必要ないということになります。
伝統ある教会に響き渡るパイプオルガンの音が録音されているのです。
私の記憶の中のオルガンは、幼いころ通っていた教会で聞いた教会中に響き渡る賛美歌の美しい音色と、
親戚の家に置いてあった古い足踏みオルガンをでたらめに弾いたあの不協和音。
オルガンの音色を聴くと思い出す懐かしい風景です。
オルガンの音色にバッハはぴったり、ピアノ演奏とは違うバッハが楽しめます。
悠久の歴史に思いをはせて、パイプオルガンの音色に耳を傾けてみませんか?