蔵書検索


 
詳細検索
新着資料検索

利用方法
 

休館日

開館カレンダー


 中央 第四月曜日
 (祝日の場合は翌日)
 年末年始・特別整理期間
 第一
 第二
 第三
 第四
 月曜日
 祝日・年末年始
 特別整理期間
 iプラザ
 第二・第四月曜日
 (祝日の場合は翌日)
 年末年始・特別整理期間
 

開館時間

中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

iブラリブログ

おすすめ資料 >> 記事詳細

2018/08/02

『望み』

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者


書名:『望み』
著者:雫井脩介
出版社: KADOKAWA
請求記号: 913.6/シ
中央図書館資料コード: 61187441


「結末は!!」
結末を予想しながら読んでいくのは、読書の大きな楽しみです。
最後が予想と違っていたりすると「なるほどそうきたか!」と、とても楽しくなります。
また予想通りだと「やっぱりね!」と満足します。読書での結末はとても大切なのです。

『望み』は、建築家の主人公、その妻、高校生の息子、中3の娘の4人暮らしです。
ごくごく普通の家族でしたが、息子が家に帰って来なくなり、2日たったある日、
息子の友人が殺害されて発見されます。行方不明になっているのは息子を入れ3人。
犯人だと思われるのは2人。

息子は犯人なのか?それとももう1人の被害者なのか?
主人公の父親は息子が人を殺害するなどできないと信じているが、そうなると…。
母親は息子が犯人でも生きていて欲しいと望む。

やがて周囲から加害者と思われ、その家族だとバッシングを受け追い詰められていく。

もし自分の子どもならどうするのだろうか?何を望むだろうか?と考えながら読みました。
結末が気になって、気になって。
加害者?被害者?
今までこれほど結末を気にしたことはありませんでした。

"気になってしょうがない結末"を感じる『望み』を是非、読んで頂ければと思います。


15:49