書名:『名画で遊ぶあそびじゅつ! 絵が語る歴史と物語』
著者:エリザベート・ド・ランビリー/大澤 千加・訳
出版社:ロクリン社
請求記号:723/ラ
中央図書館資料コード:611904101
最近、美術作品を歌で紹介するテレビ番組に夢中です。
世界各国、それも絵画にとどまらず、工芸品、建築物など、
様々な作品がとんでもない方向から解釈され、歌になっているのが面白いです。
子供も一緒に楽しんでいるので、せっかくだから、なにか美術作品を
楽しめる本はないかと探してみました。そこで見つけたのがこの本です。
絵の中から、ちょっと見ただけではわからないものを
探し出して遊ぶ、絵探しの本です。
絵探し遊びの本が、たくさん出ているのは知っていましたが、
美術作品をこのように楽しめるタイプのものは知りませんでした。
有名な作品も、「花はどこにあるでしょう?」なんて出てくると、
「あれ、この絵には花があったのか!」と、実は描かれているものを
よく観ていなかったことに気付かされたりもします。
美術鑑賞というと、堅苦しく考えがちですが、子供にとっても気軽に
楽しめます。
夏、美術展も多く開催される時期です。
こんな入り口から興味を持つのもいいかもしれません。
こちらはシリーズで何冊か出ています。
お気に入りの絵画を見つけたら、描かれた背景を調べてみるのも楽しそうです。
その際にも、図書館はお役に立てると思いますよ!
<シリーズ紹介>
・『名画で遊ぶあそびじゅつ! 世界をぐるりと美術鑑賞』
(中央図書館資料コード:611712452)
・『名画で遊ぶあそびじゅつ! 世界の楽しい美術めぐり』
(中央図書館資料コード:611846509)