タイトル:『世界の果ての通学路』
中央図書館資料コード:630211245
監督:パスカル・プリッソン
請求記号:D7BK/セ
子どもが毎日学校へ行くことは、当たり前のことだと思っていませんか?
もちろん日本では、教育を受ける権利がすべての子どもにあたえらています。
ところが、世界では学校にいけない子どもや、学校に通うのが大変な子どもが、
まだまだ大勢いるのです。
このDVDでは想像を絶する通学路を通って学校へ通う子供たちの様子が描かれています。
ケニアのジャクソンとサロメの兄妹は、ジャングルの中を象やキリンの群れを避けながら、
命がけで毎日15㎞の道のりを2時間かけて学校へ向かいます。
モロッコの12歳の少女ザヒラは山道を22㎞4時間歩いて学校へ、
インドの車椅子のサミュエルは二人の弟と一緒に4時間かけて学校へ、
アルゼンチンのカルロスと妹は15㎞を馬に乗って1時間半かけて学校へ通います。
それぞれの通学路なのです。
なぜそこまでして学校に行くのでしょうか?その理由はみな同じです。
「夢をかなえるために、学校へ行く!」
それぞれの子どもたちの日常をそのまま映しているドキュメンタリーです。
当たり前にいつものように学校に行く姿です。
でも、子どもたちが目を輝かせて勉強している姿に、心打たれるのです。
学校に行って勉強ができることが、どんなにすばらしい可能性を秘めていることか。
当たり前すぎて、気がつかないことを考える機会になりますよ。
*本では、『学校へいきたい! 世界の果てにはこんな通学路が!』(六耀社)
第二期・全四巻にまとめられています。
また、『すごいね!みんなの通学路』(西村書店)は
よむよむ島 NO.39 1.2.3年生むけ に紹介したおすすめ資料です。