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中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

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2017/07/24

趣味の続きは親孝行

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者


元々手を動かして何かを作ることは大好きです。
 
私が小学生の頃、工作の時間に「ひょっこりひょうたん島」に出てくる
魔女リカを作ったことがありました。リアルタイムでテレビを見ていたので、
歳がいくつか想像できるでしょう。人気のあったメインのキャラクターではなく、
何故わき役だったのか、おへそが若干わきについていた私らしいところです。
それがどういう訳か、特徴をよく捉えた人形を作ることができ、
担任から褒められたのです。気を良くして「私はもしかして手先が器用かも…」
との思い込みができたのでした。
「子供は褒めて育てよ」という教育方針がありますがなるほど。

鈎針をもってのマフラーに始まり、棒針を何本も使ってミトン、中にパンヤを
詰め込んだ犬のぬいぐるみ、根気勝負のキルト、白い布に白い刺繍糸でステッチ
をかけ糸を詰めていくブティ、モザイクタイル、これは女子美術大学で講習会があり
色味の良い石を細かくノミで割りタイルにする、私には本格的すぎるもので
1作品しか出来ませんでした。
シャドーボックスは下絵を細かく切り、何層にも重ね立体的に見せる作品で、
わずか1㍉の線を切り出すことに達成感を感じることができました。
トールペインティング、そしてホームソーイングにも範囲を広げていきました。

親の作った服を黙って着てくれるのは、子供が小学校に入るまでですが、
子供の世話で一番忙しい時期のはずなのに、いろいろな物を作っていました。

男の子だったので、フリルがたくさん付いたかわいらしい服とは無縁でしたが、

ミシンもロックミシンも大活躍してくれました。そして再度のマイブームに
なっています。今度の作ってあげたい人は「母」になりました。

いつの間にか腰が曲がり、前かがみになった母には、今流行のたっぷりした身幅、

前身ごろが短く、後ろ身ごろが長い型紙で作る服がぴったりなのです。
不思議な話です。これも親孝行の一つと考えてよいのか悩みますが、
せっせと洋裁に励んでいます。


17:58